[テイスティング,ブルワー]2015.5.27

文化が香るスウェーデンビールセミナー&テイスティング会

スウェーデンといえば何を思い浮かべるだろうか。特にデザインやインテリア、音楽や食などの分野で日本でも注目され、雑誌で特集が組まれている記事をご覧になった方も多いのではないだろうか。そして実はビール造りが盛んな国でもある事をご存知だろうか。

2015年5月22日、スウェーデン大使館にてスウェーデンビールセミナー&テイスティング会が行われた。

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現在スウェーデン国内には約170のビール醸造所が存在する。

スウェーデンの人口は約975万人(2014年 スウェーデン統計庁)日本の人口は約1億2千6万人(2014年 総務省統計局)。人口に対する醸造所の多さがうかがえるだろう。

ビール専門誌HOPS編集長Pelle Stridh氏

スウェーデン唯一のビール専門誌を発行するHOPS編集長Pelle氏によると、スウェーデンではビールはヴァイキング時代から1000年以上も飲まれてきたという長い歴史がある。周辺のヨーロッパ(ドイツ、チェコ、ベルギー等)と比べると、伝統的なスタイルがなく、それ故、現在自由な発想で様々なスタイルを造り、多彩なビールが生まれ楽しまれていると述べた。また、スウェーデンのビール醸造は繁栄と衰退を経験した後、現在再び急成長を遂げている。2013年度は70ほどの醸造所が現在2015年度では約170箇所となっている。

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Swedish Craf TraidingのHans氏(左)Martin氏(中央)Anders氏(右)現在インポーターを探している。 Dugges(ドゥッゲス)とS:T Eriks Brygghus(サンクト・エリクス・ブルワリー)等の紹介を上映し解説。

セミナーでは、 Dugges(ドゥッゲス)醸造所等の紹介ビデオも上映されたが、それぞれの醸造所が食と共に味わう事、飲む時のシチュエーションまで想像して醸造している事が垣間見れた。たとえば晴れた休日のテラスで、夏の仕事上がりの時間に。こうしてクリエイティブなビールが出来上がっていくのだろう。ビールは生活の中で食や文化と共に味わい楽しむ。そういった発想が自然に湧き出てくる事が感じとれた。

先のPelle氏が編集長を勤めるビール専門誌HOPSでもビールと食、旅、ニュースまで様々な視点で毎号紙面が構成されている。
また、昨今スウェーデンのレストランでは、メニューにビールリストが載る事もめずらしくないそうだ。

セミナー終了後は、テイスティング会が開催された。スウェーデン大使館の中庭が美しい場所でリラックスした空気の中スタートした。

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すでに日本に入荷しているブルワリーや、現在インポーターを探しているブルワリーまで、様々だ。

今後クリエイティブで多様性のあるスウェーデンのビールが日本で飲める日もそう遠くはないのかもしれない。デザインや食など文化とともに。そう期待して止まない。

参加ブルワリーは下記の通り:

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Mora Bryggeri(ムーラブルワリー)
醸造所の歴史は1872年から。ビールの他カラフルなソーダも造っている。Guld-Pilsnerはアルコール度数3.5%を感じさせないリッチな味わい。

連絡先:
WWW.MORABRYGGERI.SE
INFO@MORABRYGGERI.SE

 

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Dugges(ドゥッゲス)
年間1.5万リットルのビールを造る家族経営の醸造所。設立者のミカエル・デゥッゲス・エングストロムはスウェーデン醸造家協会の役員。トロピカルフルーツのような香りのバランスの良さを感じるIPAハイファイブやラズベリーを使ったフルーツビール等多彩なラインナップ。

連絡先:
WWW.SWEDISHCRAFTTRADING.COM
Anders Carlryd – anders.carlryd@swedishcrafttrading.com
Martin Thuresson – martin.thuresson@swedishcrafttrading.com
Hans Carlén – hans.carlen@swedishcrafttrading.com

(日本語での対応はHans Carlenへ)

 

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Beer Studio(ビア・ストゥディオ

ビール評論家でありビールのブロガーにより設立。スウェーデン北部に醸造所を構える。ラベルとネーミングにも特徴があり、味わいとともに眺めていて楽しいビール。

連絡先:
WWW.SWEDISHCRAFTTRADING.COM

S:T Erics Bryggeri(サンクト・エリクス・ブルワリー)

1959年設立。時を経て2010年再始動。ボキューズ・ドール(ポール・ボキューズによって設立されたフランス料理コンクール)優勝のスウェーデンシェフとコラボレーションなど、話題に事欠かない。料理と楽しみたいビール。
連絡先:
WWW.SWEDISHCRAFTTRADING.COM

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Sigtuna Brygghus(シグトゥーナ・ブルワリー)

2005年から125種類を超えるビールを醸造。オーガニック承認を受け、再生可能なエネルギーで生産されています。シェパード・ニーム(UK)とコラボレーションしたバーレーワインも味わい深く会場でも話題になっていた。
連絡先:
WWW.SWEDISHCRAFTTRADING.COM

 

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Flying Brewery(フライング・ブルワリー)

スウェーデンとオーストリア2つの拠点があるブルワリー。熱気球の仕事で出会った仲間で設立。すでに日本に輸入されている。ラドラーのレモンの爽やかな味わいがすっきりと喉を潤す。

輸入元:JENA LTD.  (イエナ

 

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Solsidans Bryggeri(ソールシーダンス・ブルワリー)

スポーツ好きな醸造家たちが、アスリートが好んでローカロリービールを注文する姿をシドニーで見て、炭水化物50%オフのビールを製造。すっきりした味わい。

連絡先:
WILLIAM ZETHRAEUS
INFO@SOLSIDANSBRYGGERI.SE

 

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CAP(キャップ)

2012年にストックフォルムで設立。個性的なレシピとアートを感じるラベルはヨーロッパでも評判だ。ブリュードックとのコラボレーションビールも記憶に新しい。

輸入元:ウィスク・イー

 

 


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この記事を書いたひと

福岡 もも花

ビアジャーナリスト

旅やインテリアに関するしごとに関わり、クラフトビールとの関連でご紹介していきたいと思います。 ビールはツアコン時代のチェコ・ドイツ・ベルギー・ニュージーランド等各国での出会いで惹かれ、 現在は日常の中で味わう日本や海外のクラフトビールに日々喜びを感じています。Bean to Barチョコレートの魅力にもはまりつつある。

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