[イベント]2016.11.6

飲んで協賛「男性版ピンクリボン」

乳ガンの早期発見、治療の啓発として認知度の高まってきたピンクリボン運動ですが、それの男性版があるのをご存知ですか?

今から15年ほど前の2003年、オーストラリアや欧米での前立腺ガンの増加を食い止めるために何かできることはないか、という床屋談義からコトは始まった。前立腺ガンの認知度を向上させるための募金箱を置くことをオーストラリアの24軒のバーバーが了承した。オーストラリアにそのための財団ができ、基金が作られた。毎年11月に行われるキャンペーンの概要はこうだ。開始前日の10/31に髭を剃り、11/1から一ヶ月ひげを伸ばす。髭を剃って伸ばすという行為で前立腺ガンをより身近な話題とし、男女を問わず関心を持ってもらう。
また、運動名は男性特有のガン(前立腺ガン、睾丸ガン)を対象としているため、男性特有の「ヒゲ」に焦点を当て、ヒゲを意味するスラング〈Mo〉とキャンペーン月間である11月〈November〉をかけて「Movember」とした。オーストラリア→アメリカ→ヨーロッパ→アジアと運動は広がり、今年は30ヶ国が参加する勢いとのことだ。

実はこのモーベンバーが2年前から日本でもギネスとのコラボを展開しています。ギネスの樽生を常設していてモーベンバーに参加している店舗ではギネスを11月の期間中に3日間ずつ店舗が交代で100円割引となり、活動へ募金されます。また、ギネスといえばすぐに思い起こされるのがあのクリーミーな泡!あのクリーミーな泡が口ひげについているなんて、頬についたご飯粒を取るよりロマンチックな展開が待っている…ような気がしませんか?女性や職業上の理由で髭を生やすことが出来ない皆さんでも、ギネスの髭なら生やせます。何より少し前に関西方面のテーマパーク内で流行った名前に「ビール」がつく飲み物で作るお子ちゃまの延長線上の髭に比べても大人のユーモアが感じられます。発表はこれからとなりますが、様々なイベントも企画されているそうです。
なお、参加店舗内にはMovember フェア期間中、募金箱が設置されています。飲むだけでなく、ギネスを美味しく飲めた幸せを募金箱内にシェアしてみませんか。
集まった募金はヒゲ倶楽部を通して「高松宮妃ガン研究基金」と「Movember本部」に寄付されるとのことです。今月はギネスを飲みながら自分や大事な人の健康について語ってみませんか。

開 催 期 間:11月1日~11月30日
主   催:ヒゲ倶楽部 cafe & bar noi Irish Pub & Restaurant Failte
公式サイト:Movember fair 2016
協   力:キリン・ディアジオ株式会社

ギネス男性版ピンクリボン

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

川端 ジェーン

ビアジャーナリスト

ベルギービールをこよなく愛しています。笑顔でビールを酌み交わせば世界平和は実現すると考えています。ビールが好きすぎてたまに他人と知人の境目がなくなってしまいます。ビールの美味しいお店で見ず知らずの人に話しかけていたら、それは私かもしれません。
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