[イベント]2011.10.14

イタリアでのビールは「LA ROSSA」を是非に。

フリーダイビングの取材でヨーロッパに来ています。ギリシャ、フランスときていまはイタリア。
イタリアは5年ほど前からクラフトビール造りが盛んになっているという。とはいえ、残念ながら街中で見つけることはできなかった。一般的にレストランでよく見られる銘柄は、「モレッティ」オンリー。ほかにはHeinekenやBECKなど、他国のメーカーだ。

そのモレッティ、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州ウーディネ(イタリア北部、ベネチアの北方)に醸造所がある。いまいるところはベネチアの東にあるリニャーロ・サッピアドーロという街。モレッティの醸造所に近いからだろうか、レストランのメニューでは既にメーカー名が書かれていないほど、ホントにこれしかない。絶対にあるのはピルスナー。さわやかでホップの苦みを楽しめる。しかし、ところによっては「LA ROSSA(ラ・ロッサ)」とだけ書かれたものもある。これって何だろなーと思って頼んでみると…。うますぎる!!

実は飲んだ時点ではモレッティだとわかっていなかったので、スーパーに行って調べてみた。すると、モレッティの「LA ROSSA」であることが発覚。赤みがかった銅色で、カラメルの香りがする。後味にほどよく残る苦み。アルコール度数は7.2度。少なくともスーパーで見かけたものは、ダブル(ドッピオ)モルトの表記があった。

モレッティにはピルスナーのダブルモルトもある。モルトの香りがたまらない。私はそのビールの大・大・大ファンである。六本木のセルベッサで知りました。セルベッサさん、ありがとう。

願わくば、東京都内の多くの場所で、ドッピオモルトもラ・ロッサも売ってくださることを、切に願います。■

MORETTIイタリアビール

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。