[コラム]2017.2.15

海から離れられないグリーンフラッシュ「シートゥーシーラガー」―ビアレポート(133)

山派の私です。

海はあまり好きではありません。

海の魅力がよくわからないので、「海の魅力」で検索してみたのですが、はっきりと「海の魅力はコレです!」と教えてくれるウェブサイトは意外にもありませんでした。それどころか、中には「海の魅力を再発見しよう」なんて一歩先行く自治体のウェブサイトもあり、自分は再発見どころか発見すらしていないので、あまりみんな先に行かないでほしいと思ったりします。

今回ご紹介するのは、アメリカのグリーンフラッシュ「シートゥーシーラガー」。

Sea to Sea Lager

Sea to Sea Lager

このグリーンフラッシュは、海の魅力に取りつかれてしまったブルワリー。西海岸のサンディエゴを拠点としていて、「ウェストコーストIPA」というビールも造っています。そのサンディエゴはビーチがあったり、海軍基地があったり、横浜市と姉妹都市だったり、さらにサンディエゴ港は佐世保港と姉妹港だったりと、海を全面的に打ち出しています。

そんなグリーンフラッシュが、数年前に新しい拠点を造りました。サンディエゴは西海岸なので、アメリカの東部でもフレッシュなビールを飲んでもらいたい、ということのようです。それで選んだのがバージニアビーチ。

バージニアビーチ。どうしてもグリーンフラッシュは海から離れられないようです。バージニアビーチは東海岸でも有数のビーチリゾート。世界最長のビーチを誇り、宮崎市と姉妹都市になっていたり、こちらも負けじと海を全面的に打ち出しています。

サンディエゴからバージニアビーチへ。西海岸から東海岸へ。それを記念して造ったのが、この「シートゥーシーラガー」。

軽めのホップアロマで、全体的にライトな味わいです。口当たりはかすかに酸味が立ち、最後に軽く口の中を引き締める苦味。ホップはハラタウ・ミッテルフリューとザーツを使用しています。

ちなみに、バージニアビーチはイギリスからアメリカ大陸に入植してきた人たちが最初に降り立ったところ。グリーンフラッシュが東海岸に最初に降り立つ地としては、いい場所なのかもしれないですね。

ただ、まだ自分は海の魅力を発見できていません。

【BEER DATA】
シートゥーシーラガー
生産地:アメリカ
醸造所:グリーンフラッシュ
スタイル:ラガー
アルコール度数:4%

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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアジャーナリスト

1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:ビール王国』(ワイン王国)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『東京人』(都市出版)など

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