[イベント]2012.1.5

食と飲とネット

ちょっとアメリカビールから離れるようで密接に関係してる事柄。
最近やっとネットで騒がれ始めたネット社会の事柄。
『人気サイト『食べログ』で”やらせ業者”発覚』
Sanspoからhttp://www.sanspo.com/shakai/news/120105/sha1201050505010-n1.htm

ここではアメリカビール関連の情報を書くと決めているのでまずはこの、
『食べログ』等の書き込みサイトとアメリカビールが繋がっているか?、の説明。
一気には説明出来ないが、簡単に言うとBeer Advocate,Rate Beer等、三者は
ほとんど同じ作りになっていると言う事。

元々こういうサイトは自分達の広告費を稼ぐ為のヒット数を稼ぐという目的がメイン
であって、正しい情報を絶対に利用者に届けます!と言った事はないのです。
自分自身が飲食店を経営してるので言える事は、書き込みサイトは出来たら無くなって
くれたほうがいいのではないかと思う事。
そして名前、営業時間、地図、業務内容だけリストアップされてればいいと思う。
だいたい名前も顔も晒されてない、もしかしたらレストランにもバーにも一回も行った事
の無いような人物が書き込みした事柄がみんなの参考になるのか?
100人従業員がいる会社がレストラン等を開いたら100人の好評価がその日のうちに
書き込まれるのが参考になるのか?
そして良い評価を意図的に書き込める=悪い評価、もしくはうまく削除はされないけど
微妙に行きたく無くなる書き込みも同業者、あるいは悪意がある利用者に書かれても
みんなは読み取れるのか?

こういうサイトに書き込みしてる人は一回でも疑問を感じた事を、書き込む前にそこの
責任者に問い合わせ、取材等をしてから書き込む、という行為をした事があるのか?
ただの勘違い、知識不足、思い込み、等で間違った知識を他人に与えてる可能性がある、
という事を頭に入れてるか?

もしそれでも堂々と自分の意見を言いたいなら、絶対に顔出し、本名出しで立派に
自分の思った事を書き込むべきであると思う。もしくはハンドルネーム、ペンネーム
でいいからお店に了解をとるとか。

クラフトビールの大ブームのきっかけは間違いなくインターネットだった。
その原動力がアメリカのRate Beer と Beer Advocate。次回にするが、
食べログ、Wikipedia、上記の2つも『読む側』にある程度冷静に記事を読む能力と
善し悪しを分析出来る判断力が必要なのは確かな事。
自分で行って、飲んで、味わうのが一番良いに決まってるし。その自分の好みは他人に
当てはまらないし。

みんなは公衆トイレの壁の落書き等を信用しますか?たまに面白いのはあるけど。。。
続く・・

アメリカビールの情報は
twitter : craftheads
飲むなら : http://craftheads.jp/

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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