[コラム]2018.1.25

【ビアライゼ】ポーランド シュチェチンの新しい醸造所「Nowy Browar Szczecin」

クラフトビールビアライゼブルワリーポーランド

ビアライゼ、それは美味しいビールを求めて、日本や世界各地をめぐる旅です。2018年1月の始め、ポーランドの都市シュチェチンを訪れた際、出逢ったブリュワリー「Nowy Browar Szczecin」について、レポートいたします。

シュチェチンを訪ねて

シュチェチンとは、ポーランドの北西の都市です。ドイツとの国境が近く、バルト海に面し、オーデル川の両岸に街が広がっています。神聖ローマ帝国、ポメラニア、スウェーデン、ドイツ、ポーランドと統治者は何度も変わっている歴史的な街でもあります。現在は、造船や水運が盛んな湾口都市として栄えています。

シュチェチンへはドイツの首都ベルリンより、電車で約2時間半ほどで到着します。ポーランドは物価が安いので、ドイツ人が買い出しに来ることも多いそうです。観光スポットは旧市街にまとまっているので、1日でほとんどの場所を回りきることができるでしょう。カトリック教会が多数あり、外観や内部の装飾が素敵です。また、ポメラニア公爵の城も見どころです。

新しい醸造所「Nowy Browar Szczecin」

シュチェチンの市街地の一角には、自家醸造しているレストラン「Nowy Browar Szczecin」があります。「Nowy Browar Szczecin」とはポーランド語で、その意味は「シュチェチンの新しい醸造所」です。ネオロマリズムと新ルネサンスの特徴を組み合わせた、この醸造所の建物は1853年に設計されたものです。かつてはワイン倉庫やコンサートホールとしても使われていました。今はお洒落な醸造所兼レストランですね。

さて、店内に入りましょう。すぐ見えるのはバーカウンターです。右手にはレストランルーム、その奥には中庭があります。また、地下のワイン倉庫だった場所も、レストランルームとなっています。どこも上品な雰囲気を感じられます。醸造所として稼働し始めたのは2015年ですので、名前の通り、新しい醸造所ですね。

店の奥には醸造設備があります。まさに醸造所という存在感のある風景ですね。手前に写っているテーブルも客席ですので、醸造設備のすぐそばまで行くことができます。また、この醸造設備は実際に稼働しているので、仕込んでいる風景を見ながら、ここで造ったビールを飲むという素敵な体験ができます。


お店で飲むことができる、醸造所で製造しているビールは4種類です。

・Light Lager(ライトラガー) アルコール分5%

・Pils(ピルスナー) アルコール分5%

・Dark Lager(ダークラガー) アルコール分5.2%

・Wheat Beer(ウィートビア)アルコール分5%

通常メニューはポーランド語ですが、英語のメニューもあります。なお、ポーランドの現地通貨はズロティですが、持ち合わせがなくてもクレジットカードで支払いできます。

「Wheat Beer(ウィートビア)」をオーダーしました。醸造所のラベルの入ったグラスは、ビールによって形状が異なり、ビールのスタイルに応じて最適なグラスで提供されます。小麦のビールらしく、小麦色の液体に少し濁りのある外観が特徴的ですね。フルーティな香りと、口に含むとそれに加え、小麦麦芽らしい甘みを感じます。観光で歩き回った後ですので、とても美味しいです。料理も頼みつつ、仕込をしている風景を見ながらビールを楽しみました。

続いて、「Light Lager(ライトラガー)」「Pils(ピルスナー)」を頂きました。どちらも美味しかったです。「Dark Lager(ダークラガー)」は打ち抜かれて(品切れ)いたため、飲めなかったのが残念です。

素敵なビールとの出逢いに感謝!


Nowy Browar Szczecin

ul. Partyzantów 2,
70-222 Szczecin

http://nowybrowar.pl/

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田口 篤史(Atsushi Taguchi)

この記事を書いたひと

田口 篤史(Atsushi Taguchi)

ビアジャーナリスト/ビアライター

ビール大好き!ビールを求めドイツやベルギーを中心にヨーロッパをよく旅していました。
世界にも日本国内にも、素敵なビールはまだまだたくさんありますので、巡りたいところは尽きません。
ビールの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝えていきたいと思います。
Enjoy!Beer!

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