[テイスティング]2012.8.12

「ビア・イラスト・コレクション」④「アンカー・スチームビール」

夏休み特別企画として、「ビア・イラスト・コレクション」をお届けしています。
毎日、1本ビールを選び、イラストと解説で紹介します。

第4日目は「アンカー・スチームビール」です。

「アンカー・スチームビール」

アンカーは現在アメリカで急成長しているクラフトビール文化の先駆者と言える醸造所だ。1965年に当時20代だったフィリッツ・メイタッグがサンフランシスコにあった廃業寸前のアンカー醸造所を買い、再建した。この成功はその後のクラフトビルの希望となり手本となった。

アンカー醸造所のフラッグシップはスチームビールである。
スチームビールは別名カリフォルニア・コモンビールとも呼ばれるように、カリフォルニア生まれのビア・スタイルだ。
1849年ごろから始まったゴールドラッシュとともにサンフランシスコ近郊に集まった労働者向けに、カリフォルニアでもビール醸造が始まったのだが、本来は低温で活動させるべき下面発酵酵母を高温で発酵させたため一般的なラガービールよりも香り豊かなものに仕上がってしまった。ところがこの味わいが人気となり、新たな醸造スタイルとして確立したのだ。

なお、イラストと原稿は2012年4月に「大和書房」から出版された「だいわ文庫:本当に飲みたい世界のビール」に掲載されたものである。
解説は一部だけを抜粋しているので、続きをご覧になりたい方はこちらで。

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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