[テイスティング]2012.8.17

「ビア・イラスト・コレクション」⑨「コエド紅赤」

夏休み特別企画として、「ビア・イラスト・コレクション」をお届けしています。
毎日、1本ビールを選び、イラストと解説で紹介します。

第9日目は「コエド紅赤」です。

「コエド紅赤」
コエドビールの名は醸造所のある川越が、古くから小江戸と呼ばれていたことに由来する。この小江戸とは江戸時代の地方都市の中で“江戸のように栄えている”町に付けられた愛称だ。
コエドビールがCOEDOと表記されていることや、5種類のビール名に日本の固有色が付けられていること、ホップを家紋に見立てたトレードマークは2006年のリニューアル当初から世界を視野に入れていた賜物である。Beer Beautifulという企業コンセプトを具現化している。
ワールドビアカップやモンドセレクション、iTQi、ヨーロピアンビアスターアワードといった各国のビア・コンペティションで賞を総なめにした「紅赤」は原料に川越産の金時薩摩芋を焼き芋にして加えている。
薩摩芋を焼くことによってほっこりとした甘味やこうばしさが得られ、アルコール度数7%の温かさとともにしっかりとしたボディをかたちづくっている。

なお、イラストと原稿は2012年4月に「大和書房」から出版された「だいわ文庫:本当に飲みたい世界のビール」に掲載されたものである。
解説は一部だけを抜粋しているので、続きをご覧になりたい方はこちらで。

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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