[テイスティング]2010.11.19

アサヒ「世界ビール紀行 ベルジャンエール」

アサヒから素晴らしいビールが新発売される。
アサヒビールの「世界ビール紀行第2弾」ベルジャンエールだ。

クリアーなゴールデンカラー。
フルーティーなアロマにはラ・フランスや成熟したリンゴ、柿のような香りを感じる。
口に含むとキャンディーシュガーやハニーのような甘いフレーバーが訪れ、後口にはほのかな苦味が残る。フェノールもしっかりとあり心地よい。
アルコール度数6.5%
ビアスタイルは表記されていないがベルジャン・ブロンドエールもしくはアルコール度数を若干控えめにしたベルジャン・ゴールデンエールと考えられる。

非常にレベルの高いビールであり、飲み逃すことは一生の不覚。
11/30発売。酒屋へ走れ! 箱買いをお薦めする。
そして、必ずグラスに注いで飲むこと! 出来ればデュベル型のグラスをお薦めしたい。無ければ大ぶりのワイングラスで。くれぐれも“缶から直接”なんて飲み方はしないように。これだけのビールのなのだから飲む側も心して飲まねばもったいない。

主に下面発酵ビールを醸造している大手メーカーが上面発酵酵母をさわること自体ある種の冒険だろうに、このような素晴らしいベルギースタイルのエールを造りあげたことを絶賛したい。素晴らしいの一言である。
アサヒビールはくつろぎ仕込み4VG でもヴァイツェンにも似た香りの再現を試みており、非常に興味深い。

合う食材・料理
鶏肉、豚肉、魚介、玉子、ポテト、ホワイトソース、フルーツドレッシングなど。ワーテルゾーイ、フリッツ、ベルギー・ワッフルなどベルギー料理との相性の良さはいまさら言うまでもない。フルーツタルトやホイップクリームなどのスイーツにも合う。また、豆腐、油揚げ、昆布だし、鰹だしといった和の風味にも合うので、これからの季節は鍋に最適だ。


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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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