[イベント]2010.11.30

輸入ビールの値段

昔、ビール業界関係者とつながりが増え、
だんだんといろいろな話を聞いていくにつれ、
ビールを輸入し、販売することがいかに苦労多くリスキーで
ビジネスとして大変かがわかってきました。
最近聞いた話でも、海外の醸造所から消費者にわたるまで
税金や流通経費がいかにたくさん案件があるかの一覧を
見せてもらい、これはお金もかかるし手間もすごいわ。。。
と、改めて驚きました。

そこに絡んで以前から思ってたことを。
自分がぼんやりしたごくフツーの一消費者だった頃、
同じ輸入ビールでも安く売っていれば喜んで買いました。
しかしいろいろわかってくると、
「こんな安く売れるのはおかしくのでは?」
と考えるようになった。

すごくわかりやすい例を挙げれば
「冷蔵コンテナ」を使わずヨーローッパから運べば
ぐぐっと輸送費は下がり安く売れるでしょうが
赤道を通ったビールは当然劣化し最悪の状態に。
全然違ったおいしくないものになってしまいます。
しかし「いい状態のビールを届けたい」というビールへの愛がない
やむくもに利益追求の輸入業者は、
「どうせ飲み慣れないビールだから日本人にはバレないだろう」
と考えるかもしれませんね。

これは実際ありますが
専門店ではないカフェなどで出されてものを飲んで、それがわかることあります。
お店の人も普通は気づかないし、
お店に入れてる酒屋or業者さんもわからないこともあるでしょう。

小売りでは、今、ネットや激安酒販店などで、輸入ビールが
安く売られていてつい飛びつきたくなる人も多いことでしょう。
しかしこのいわゆる<並行輸入>や<流通手抜き系>
ビールではないか、意識を持って購入してほしいと思います。
日本のビールよりそこそこ高いお金出して、
劣化したまずいビールを手にするようでは本末転倒。

ビールファンのみなさま、
お気をつけください。

本当は僕なんかではなく、当事者で苦労しまくっている(笑)
三輪さん、マイケルさんに、そのうち詳しく
教えてもらいましょう!


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002石黒 謙吾

この記事を書いたひと

石黒 謙吾

著述家・編集者・日本ベルギービールプロフェッショナル協会 理事

1961年 金沢市生まれ。
映画化されたベストセラー『盲導犬クイールの一生』、『2択思考』『分類脳で地アタマが良くなる』『ダジャレヌーヴォー』『エア新書』『CQ判定 常識力テスト』など著書多数。三輪一記氏と共著に『ベルギービール大全』『ベルギービール大全<新>』がある。プロデュース・編集した書籍も、『ジワジワ来る○○』シリーズ(片岡K)、『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ)、『負け美女』(犬山紙子)、『読む餃子』(パラダイス山元)、『ネコの吸い方』(坂本美雨)、『純喫茶へ、1000軒』(難波里奈)、『凄い! ジオラマ』(情景師アラーキー)など、ジャンル多彩に200冊以上。

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