[テイスティング]2012.11.16

ビールに合う簡単料理レシピ②「サトイモの鶏そぼろあんかけ」

ビールに合う簡単料理レシピ「サトイモの鶏そぼろあんかけ」

サトイモの美味しい季節だ。
ほくほく&ねっとりとした味わいと食感は他の芋とは一味違った魅力である。

サトイモは「剝く時に手がかゆくなるので調理するのが苦手」という人もいるようだが、乾いたまま剝けばほとんど手はかゆくならない。
また、皮のまま茹でるもしくは蒸せば、皮はつるっと剝けてしまう。この方法も、手はかゆくならない。

想像より簡単で早く出来る料理なので、ぜひトライしてほしい。

「サトイモの鶏そぼろ餡かけ」

材料(2人前)
サトイモ(小) 6~8個
和風だし 100㏄
砂糖 大さじ2
醤油(できれば薄口)大さじ1と1/2
鶏ミンチ 100g
水溶き片栗粉(水と片栗粉は同量) 適量

作り方
・サトイモを竹串がスッと通るまで茹でるまたは蒸す。
*茹でる際は水から茹でる。
・和風だしに砂糖と醤油を加え加熱する。
・煮立つ寸前に火を止めて鶏ミンチを加えて混ぜる。
・鶏ミンチがほぐれたら再び火をつけ、アクが出たら取る。
・水溶き片栗粉を徐々に加え、とろみをつければ鶏そぼろ餡の完成。
・碗(椀)にサトイモを盛り付け、餡をかける。
*しょうがのしぼり汁を餡に加えても美味しい。
*柚子の皮を刻んで天盛りにしたり、擂ったって散らすのも良い。

鶏そぼろ餡のとろみと旨味、サトイモのホッコリとした食感と甘味が、ボディのしっかりとしたベルジャン・ペールストロングエールと調和する。
ベルジャンスタイル・トリプルやベルジャン・ブロンドエールの甘味やフルーティーな香りとも相性が良い。
柚子の皮を添えることも多いことからわかるように、柑橘類とも相性が良い。
ベルジャン・ホワイトやシトラス系の香りが漂うアメリカンスタイル・ペールエールも合わせるのも楽しい。

根菜、餡かけは体も温まる一品だ。この季節に是非!

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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