[イベント]2011.1.28

ベルギービールの夕べ@シャン ドゥ ソレイユ:レポート01

イベントシャン ドゥ ソレイユセミナーベルギービール小西酒造月刊たる

去る1月20日、東京・神田のベルギー料理専門店「シャン ドゥ ソレイユ」にて、「ベルギービールの夕べ」が開催されました。20種類ものベルギービールを味わえる上、ベルギー料理とのマリアージュまで堪能できるテイスティングセミナー。この模様を2週にわたってご紹介します。

■ベルギービールの「味の多様性」を実感できるセミナー

「ベルギービールの夕べ」は、『月刊たる』とのコラボレーション企画。ベルギービールに興味のある人すべてが楽しめるイベントでした。

まずは、セミナールームで小西酒造の社長である小西新太郎氏によるテイスティングセミナー。小西酒造は1988年からベルギービールを輸入しており、日本へ初めて輸入したインポーターとして20年以上国内での普及に務めてきました(ちなみに、小西社長自らがセミナーの壇上に立つのはかなりレアケースなのだそう)。

セミナーは「ベルギービールとの出会いと魅力」をテーマに、ベルギーという国の説明や小西社長のベルギー体験からスタート。ベルギーは地方により使われる言語や文化が大きく異なること、特産品、代表的な料理や食文化の説明、グラスの形状、お料理との相性、日本へのベルギービール輸入量など、かなり広い範囲にわたりベルギー全般とビールに関してお話いただきました。

ベルギービールの大きな魅力のひとつとして「味の多様性」を挙げた小西社長。ベルギービールのスタイルを大まかに解説した後、その魅力を存分に体験できるお待ちかねの試飲です。小西酒造で輸入ビール販売・企画を手がけるベルギー人、ハンス・ルーベンス氏が説明してくれました。

セミナールームで提供されたビールは以下の通り:

■ホワイトビール:ヴェデット エクストラホワイト
すっきりと爽やか。キリッとした味わいが続き、フルーティでドライな後味が広がる。「ヴェデット」はオランダ語とフランス語で「スター、有名人」の意。なので、ボトルの裏ラベルにはこのビールにおけるスターの顔写真が登場しています。

■ゴールデンエール:デュベル
1918年以来の独自酵母とオリジナルレシピ、2ヶ月に渡る長い熟成と瓶内2時発酵がその繊細な香りと絶妙な苦味を生み出しています。

■トラピストビール:オルヴァル
世界で7ヶ所のトラピスト修道院内の醸造所で造られるビール。オルヴァルはドライホッピングの香りが豊かな、トラピスト・ビールの最高峰。

■スペシャルエール:グーデン カルロス クラシック
ソフトな口当たりで、ワインのような温かみとしっかりとしたボディを兼ね備えたビール。15世紀以来この地で醸造する、伝統あるヘット・アンケル醸造所の代表作。

■レッドビール:ドゥシャス デ ブルゴーニュ
オーク樽熟成が醸す独特の酸味、上品な甘さのハーモニーが絶妙。フランダース地方西部に伝わる、レッド・ビールの傑作です。

■アビィビール:マレッツ ブロンド
フルーティーな香りとほどよい苦味が特徴のブロンドビール。マレッツ修道院のレシピを元にデュベル・モルガット醸造所が醸造。

■ランビックビール:ブーン クリーク
ブリュッセル南西を流れるゼナ川周辺のみに生息するとされる天然酵母を用い、木樽の中で自然発酵させるのがランビック。強い酸味が特徴。ブーン クリークは1、2年もののランビックにサワーチェリーを大量に漬け込み、若いランビックとブレンドして瓶詰めし、二次発酵させたもの。甘酸っぱく爽やかな味わいだ。

■フルーツビール:ミスティック チェリー
ホワイトビールにチェリージュースを25%加えたフルーツビール。ホワイトビールの爽やかさ、フルーティな芳香が特徴。爽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙。

野田幾子/大野浩子■


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この記事を書いたひと

野田 幾子

ビアジャーナリスト/ビアアンバサダー

94年にベルギービール、96年に国産地ビールの美味しさに目ざめ、ビアアンバサダー活動を開始。2007年にビアバー・ビアパブムック『極上のビールを飲もう!』(エンターブレイン刊)の全体構成、執筆、編集を皮切りに、ほぼ毎年シリーズを刊行。雑誌でのクラフトビール特集の執筆/監修、共著、講習、イベント企画など多数。
食のキュレーションサイト「ippin」でクラフトビールキュレーターを務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/curator/nodaikuko/

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