[イベント]2011.2.7

チョコレートビール

 先日、スイーツ好きの男性が「この時期、チョコレート売り場に近づきづらいんですよ」と言っていた。「女性客ばかりで。男が一人で買いに行くと『こいつ、かわいそうな奴?』って目で見られてるようで…」と。
 バレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈る風習は、日本のチョコレートメーカーが仕掛けたと言われている日本固有の風習である。海外では男女問わず贈り物を交換する風習で、プレゼントの一つとしてチョコレートもアリかなぁって程度だ。
 本命チョコとか義理チョコなんてのの他に、最近では自分へのご褒美チョコなんてのもあるらしく、チョコレート業界はかき入れ時といった感じである。
 そして、我がビール業界も負けじとばかりチョコレートビールの季節がやってきた。大手メーカーでは、サッポロビールとロイズのコラボレーションによって生まれたショコラブルワリーが秀逸だ。ビターとスイートの2種類が楽しめる。

 もっとも、このチョコレートビール、アメリカではバレンタインデーとは関係なく大人気の商品である。
 2010年シカゴでおこなわれたワールドビアカップではチョコレートビール部門に130銘柄以上がエントリーされた。
 また、同時期におこなわれたカンファレンスでも、チョコレートビールの会議場は超満員だった。出席者はすでにチョコレートビールを醸造しているブルワー達で「うちはカカオパウダーを使っているんだが~」「私のブルワリーではリキッドを使っているが~」といった具体的な話が飛び交っていた。

 日本でチョコレートビールの火付け役といえば「サンクトガーレン」である。(なんと、サイトからの販売分はすでに売り切れという人気だが、酒販店などで買うことが出来る。)
 他にもたくさんのチョコレートビールが販売されているので、チェックしてみてはいかだろうか。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

アバター画像

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。