[イベント]2011.2.21

Cerveza en México 02:メキシカン ビアカクテル

ビアカクテルメキシコ

前回に引き続いてメキシカン、今回はビアカクテルの話です。
それはカンクン、セントロ(ダウンタウン)の郷土料理店「La Parrilla(ラ・パリージャ)」で出合いました。

■チェラーダ
ラガービールのライムジュース割り。グラスの飲み口一面には塩が付いている。この店ではチェラーダ用のビールが好きに選べるため、「TECATE(テカテ)」を選択。ライムはテーブルの上に置いてあるので、好みに応じて適当に追加できる。

肝心のお味ですが、「酸味が強くさっぱりして甘みのないシャンティ・ガフ」の風情でなかなか美味しい。塩がいいバランスになっています。

このカクテルのお味は、私の想像の範疇です。が、私をこのレストランへ案内してくれたカンクン在住9年になる千秋さん(仮名)が、飲み物を決めようとしていた私に言ったのは次のような言葉でした。「ビアカクテルいかがですか? 普通のと辛いのがありますけど」。

つまりは「普通の」が「チェラーダ」。ではもうひとつの「辛い」とは? それが、「ミチェラーダ」でした。

■ミチェラーダ
ラガービールにライムまたはライムジュース、タバスコ、ウスターソース、マギーソース、黒胡椒などを混ぜたもの。グラスの飲み口に塩。レシピは各店・各個人で異なる。缶に入った商品として売っている(が、あまり美味しくない:千秋さん 談)、メキシコではかなりポピュラーなビアカクテル。

こ、これは…! なんと形容しましょうか、辛い野菜ジュース風味? フレーバーはしっかりウスター感。感覚的には、ビアカクテル「レッド・アイ」(ビールとトマトジュース、レモンジュース、好みでタバスコやウスターソースを入れる)に近いのかも。

そもそも「マギーソース」とは何か。単体を舐めてみると、ほんのり醤油のような風味です。原材料に大豆が使われていますからね。千秋さんも「マギーはマギーだから」としか説明しようがないご様子。

またひとつ、新しい世界を知ってしまった…。メキシコに行かれる方はぜひトライしてみてください。

余談ですが、今回私をレストランへお連れくださった千秋さん、カンクンの前はベルリンにお住まいの方なのでした。ドイツビールの話題に及んだ際、「そういえばドイツではヴァイツェンをコーラで割った、『コーラヴァイツェン』なるものがあるんですよね〜」という話をしたところ、その存在をご存じでした。

彼女曰く、「ピンクだったりグリーンだったりするヤツですよね、すごく甘いの」。

…そのときは深く追求しなかったのですが、いったい何なんでしょうか、それは。何を使って割っているのか? 色つきシロップか? まったく想像できず、謎は深まるばかり…。■


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この記事を書いたひと

野田 幾子

ビアジャーナリスト/ビアアンバサダー

94年にベルギービール、96年に国産地ビールの美味しさに目ざめ、ビアアンバサダー活動を開始。2007年にビアバー・ビアパブムック『極上のビールを飲もう!』(エンターブレイン刊)の全体構成、執筆、編集を皮切りに、ほぼ毎年シリーズを刊行。雑誌でのクラフトビール特集の執筆/監修、共著、講習、イベント企画など多数。
食のキュレーションサイト「ippin」でクラフトビールキュレーターを務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/curator/nodaikuko/

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