[イベント]2011.4.4

復活イベント

 4/3日付のコラムでアメリカのブルワーズ・アソシエーションを通じ、「復活日本 再醗酵 ! Re-Fermenting Japan」の活動が世界に発信されたことをお伝えした。

 この中に記されていた”復活イベント”に関して「いつやるのか?」というお問い合せをいただいた。
 ”復活イベント”に関しては、早急の開催ではなく、ブルワリーや飲食店の情況を判断して開催する予定である。 

  今の段階で1000人2000人の大規模イベントをおこない、ビールを一極集中させることはブルワリーにも飲食店に負担をかけてしまうと考えている。
 今秋ごろまで、箱ものイベントは400~500人が限度だろう。

 しばらくは、貴重なビールをみんなでシェアしつつ、一杯でも多くのビールを一軒でも多くの店で飲めるようにする「共助」が必要だ。

 この件に関して、渋谷でおこなわれている「tacg」」は実に素晴らしい取り組みだと思う。

 4杯のビールを1軒で飲むのではなく、1杯のビールを4軒で飲む。
 「もう1杯いかがですか?」という言葉を「近くにもビア・パブがあるんで、行ってあげてくださいよ」という言葉に変えることは、経営者として勇気のいることだと察する。
 とかく、”一人勝ち”しようとする輩がはびこる中、ビール業界全体の復活を考えた共助の試みに拍手を贈りたい。

 今はこのようなサイズのキャンペーンが必要だと思う。
 
 義援ビールによる”復活イベント”はその次のステップだと考えている。
 再醗酵が熟成期に入ってからだ。

 復活日本 再醗酵 ! Re-Fermenting Japan  一杯でも多くのビールを一軒でも多くの店で飲もう。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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