[ビアバー]2013.11.25

ガストロ・パブという進化。神楽坂「ロイヤルスコッツマン」

Dale’s Pale Aleオスカーブルーズガストロ・パブクレージーマウンテンラヴァ・レイク・ウィットロイヤルスコッツマン

 イギリスの料理は不味い! と言われていた。
 フィッシュ&チップス、シェパーズパイ、マッシュポテトやジャケットポテトといったジャガイモ料理、型崩れ寸前まで煮込んだ野菜、薄くスライスしたきゅうりのサンドイッチ、マッシュルームのフライ、羊の内臓やミンチ肉を詰めたパイやプディングと、確かにあまり華やかではない。(個人的には嫌いでないのだが…)
 ピューリタン的禁欲主義から美食や食道楽を戒める感覚も根強く、料理を楽しむことにうしろめたさを感じる人も多いと言われている。
 
 ところが、ここ十数年はイギリスでも“美味しい食事”を提供するレストランが増え始めており、その影響はパブにも広まっている。
 それが「ガストロ・パブ」と呼ばれる、「食事も旨いパブ」である。今までの“パブ飯”を洗練させたものや、フレンチやイタリアン、さらには中華のセンスも取り入れたメニューが並ぶ店もある。

 日本にもイギリス風のパブが数多く存在するが、神楽坂の「ロイヤルスコッツマン」はまさにガストロ・パブと呼ぶにふさわしい一軒と言える。
 以前より、フィッシュ&チップスの味やボリュウム、自家製オイルサーディンの絶妙な柔らかさと塩加減など料理の評判は高かったが、特に最近は一段とパワーアップしている。
 本場のガストロ・パブを超える料理の数々が並んでいるのでいくつか紹介しておこう。

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●北海水だことトマトの柚子胡椒マリネ 550円

●鶏肉とブロッコリーのチーズココット 550円
●フレッシュマッシュルームとアンチョビガーリックオイルのサラダ 650円

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●鶏肉モモ肉のコンフィー 1300円

●豚足の冷製マリネ 650円
●自家製ベーコン 500円

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●インペリアル・スタウトTokyo ケーキ

などが楽しめる。
 柚子胡椒といった和の食材が使われているのも神楽坂という土地柄にマッチしていて面白い。オーナーシェフの小貫友寛さんは、フレンチの巨匠三國清三シェフに師事し、海外でも研鑽を積んだだけあり実に素晴らしい腕前である。
 そして、これらの逸品をバーマン島田祐二さんの注ぐクラフトビールの数々とペアリングすることが出来る。嬉しい限りである。

 北海水だことトマトの柚子胡椒マリネには「オスカーブルーズ」の「Dale’s Pale Ale」、マッシュルームには「クレージーマウンテン」の「ラヴァ・レイク・ウィット」、鴨には「オスカーブルーズ」の「Old Chubスコッチエール」、インペリアル・スタウトケーキには「ブリュードッグ」の「Tokyo」…。
 
 とても1日では食べきれない飲みきれない内容だ。日参したい一軒である。

*メニューの内容や価格は、季節や仕入れ状況によって変わります。御了承下さい。

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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