[テイスティング]2013.12.8

「あんこう料理」に合うビールとは?

あんこう料理ネストビール賀正エール

 あんこうが旨い季節である。あんこうはフグ、カニ、ブリと並び冬に人気の高い食材だ。

 あんこう料理には、どんなビールが合うのだろうか?

 魚介類は淡色系の下面発酵ビールには合わせづらいというのが定説である。ライトラガーのような淡色系下面発酵ビールは魚介類の磯っぽい香りを際立たせてしまい、生臭いと感じる人もいるからだ。
 あんこうとの組み合わせは、その最たるものと言っても過言ではない。
 
 ならば、どのようなビールが合うのだろうか?
 魚介類には「淡色系の下面発酵ビール」の対極とも言える「濃色系の上面発酵ビール」が魚介類にはピッタリなのである。
 濃色麦芽のロースト感は“生魚を焼き魚にすると生臭さが消える”法則、上面発酵酵母が醸し出すフルーティな香りは“魚介類にレモンやスダチを絞ると食べやすくなる”法則と考えれば理解しやすいだろう。少し酸味があるビールなら、なおさら合うこと間違いなしである。
 あんこうは魚介の香りが、かなりしっかりしているので、加えて“熟成感”があり“アルコール感高め”を選ぶと間違いない。

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 まず“あんきも”はロースト感や酸味のあるビールを合わせると非常に素晴らしいペアリングである。大麦の焦げた香りと苦みが印象的なドライスタウトや酸味がしっかりとしたベルギーのオード・ブライン(ブラウン)などがお薦めだ。

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 主役の“あんこう鍋“には、ネストビールの賀正エールを合わせたところ絶妙の組み合わせであった。麦芽の甘味とこうばしさ、熟成されたリッチで芳醇な香り、8%の温かいアルコール感があんこう鍋の魅力を存分に引き出してくれた。

 魚介類には白ワイン、鍋料理には日本酒という固定概念にとらわれず、この冬はあんこう鍋を“熟成感ある濃色系上面発酵ビール”で楽しもうではないか。
 

 

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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