[テイスティング]2014.1.8

アメリカからのリクエスト「スペシャル・エクストラ・エクスポート・スタウト」―ビアレポート(62)

スタウトベルギー

ようやく体調も回復してきた私です。

年始の挨拶やらなんやらを滞りなくすませ、ちょっと落ち着いたところでビールを飲みに行ってきました。外でビールを飲むのは今年初。家で飲むのもいいですが、カウンターに座って飲むのもやはりいいものです。

さて、今回はデ・ドレ醸造所の「スペシャル・エクストラ・エクスポート・スタウト」。ベルギーのビールです。

Special Extra Export Stout

Special Extra Export Stout

デ・ドレ醸造所は「アラビア」「ウルビア」「ボスクン」などを造っていて、ラベルに描かれた個性的なキャラクターが人気。ラベルコレクターとしては、全種類のラベルを揃えたいところです。

で、今回は「スペシャル・エクストラ・エクスポート・スタウト」を飲んでみたわけですが、なぜかこのビールだけシンプルかっこいいデザイン。白地に醸造所らしき建物が描かれているだけです。ま、これはこれでかっこいいのでいいんですけどね。

もともとデ・ドレ醸造所ではスタウトを造っていなかったのですが、アメリカからのリクエストがあって「スペシャル・エクストラ・エクスポート・スタウト」を造るようになったそうです。モルトはローストモルト、カラメルモルト、ペールモルトを使用し、ホップはナゲット。ナゲットはスタウト系によく使われているアメリカ産ホップですね。

飲んでみるとまずは酸味、その後にゆっくりと感じる甘味。苦味はそれほど強くなく、ローストモルトとホップの両方の苦味があるように思います。豊富な泡も薄い茶色で、色からするとまさにスタウトなのですが、スタウトと聞いて一般的に思い浮かぶアイルランドのスタウトとは少し異なる味わい。ベルジャン酵母の風味があり、スタウトといえどもベルギー感のあるビールに仕上がっています。

ラベルには「REFERMENTED IN THE BOTTLE」と書いてあるので、少し寝かせたものも飲んでみたいものです。ただ、デ・ドレ醸造所のビールは流通量がそれほど多くないので、興味があれば見つけた時に飲むのが吉、かもしれません。

【BEER DATA】
スペシャル・エクストラ・エクスポート・スタウト
生産地:ベルギー
醸造所:デ・ドレ醸造所
スタイル:ベルジャンスタウト
アルコール度数:9%


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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアジャーナリスト

1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:ビール王国』(ワイン王国)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『東京人』(都市出版)など

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