[テイスティング]2014.1.29

ジュース感覚で飲めるデュ・ボック醸造所「アップルボック」―ビアレポート(66)

フルーツビールベルギーベルギービール

早とちりが多い私です。

人がやっていることはよく見えるのですが、自分がやっていることとなるとなかなか客観的に見られないものです。結果、時間が経ってから「何やってんだ…」と思い返すこともしばしば。焦ってしまって早とちりしてしまうと、そういうことが多くなります。

さて、今回はデュ・ボック醸造所の「アップルボック」をご紹介。ベルギーの中でも比較的規模の大きい醸造所のビールです。

Applebocq

Applebocq

とある酒屋に行きまして、飲んだことのないビールを…と物色していたのですが、その時に見つけたのがこのビール。「アップルボック」という読みだけを気にしてしまい、「ボック? あのドイツビールのボックにアップル?」などと思ってしまったわけです。

もちろん、このボックというのはデュ・ボック醸造所のボックであって、スペルを見れば一目瞭然。ドイツビールのボックではありません。普通に考えたらボックにアップルを加えたりはしないだろうと思うのですが、早とちり状態の脳ミソだとこんな感じなのです。買ってすぐ気づきましたけどね。

デュ・ボック醸造所は1858年にマルティン・ベロトが納屋でビールを造ったのが始まりですが、2000年には6万ヘクトリットルものビールを造るようになっています。「ゴールワーズ」や「セゾン・レガル」「セゾン1858」などが知られていて、飲んだことがあるにも関わらず、この早とちり。

この「アップルボック」は、簡単に言うとベルジャンホワイトにアップルジュースを混ぜたもの。なので、オレンジピールやコリアンダーも入っています。加えてリコリスというハーブも。アルコール度数は3.1%と低めで、アップルジュースの感覚で飲めるビールです。暑い夏にキリッと冷やして飲むと、よりおいしいかもしれません。

とはいえ、早とちりでもおいしいビールと出合えたので、よしとしましょう。

【BEER DATA】
アップルボック
生産地:ベルギー
醸造所:デュ・ボック
スタイル:フルーツビール
アルコール度数:3.1%


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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアジャーナリスト

1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:ビール王国』(ワイン王国)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『東京人』(都市出版)など

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