[テイスティング]2014.3.26

ブリュードッグと音楽のコラボ「もしもし15ペールエール」―ビアレポート(82)

もしもし私です。

今回はジャケ買いというか名前買い。このボトルと名前を見た時に、コレを買わずに何を買う! と思うくらい、即買でした。

ブリュードッグの「もしもし15ペールエール」です。

Moshi Moshi 15 Pale Ale

Moshi Moshi 15 Pale Ale

名前を見ただけでは何のことやらさっぱりわかりませんが、イギリス・ロンドンのインディーズ・レーベル「もしもし・レコーズ(Moshi Moshi Records)」15周年を記念してコラボしたビールです。

では、この「もしもし・レコーズ」とは何ぞや、という話ですが、1998年に設立されたレーベルで、ロックを中心とした様々な音楽をリリースしています。「モシモシ」は日本語の「もしもし」に由来していて、「もしもし・レコーズ」のウェブサイトにはひらがなで「もしもし」と書かれています。「自分が好きなものをつくり、世界に発信する。そしてみんながそれを好きだと信じる」というモノづくりへのアプローチが、この2者に共通していることから、このコラボビールが生まれたということだそうです。

栓を開けるとふわっと柑橘香が漂い、飲んでみると力強い苦味。酸味もほどほどに感じますが、温度が上がるごとにまろやかになる印象です。甘味は弱め。ナッツのようなフレーバーもあり、様々なフルーティーフレーバーもあり、ホップの苦味とともにこのビールの主張が止まりません。

音楽好きな方は、このビールに合わせて音楽を選んでみても面白いのでは。私は詳しくありませんが…。

【BEER DATA】
もしもし15ペールエール
生産地:イギリス
醸造所:ブリュードッグ
スタイル:アメリカン・ペールエール
アルコール度数:5.2%

ブリュードッグペールエール

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビールライター

1975年、東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、英字新聞社ジャパンタイムズ勤務を経てビールライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。

【著書】
教養としてのビール(サイエンス・アイ新書、SBクリエイティブ)
BEER CALENDAR(ワイン王国)

【執筆・監修】
和樂web(小学館)
Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)
東京人(都市出版)
ビール王国(ワイン王国)
ビール大全(楽工社)
るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
あなたのしらない、おいしいビール(cakes)
他多数。

【出演】
金曜たまむすび(TBSラジオ)
ちきゅうラジオ(NHKラジオ第1)
すっぴん!(NHKラジオ第1)
浜美枝のいつかあなたと(文化放送)

Twitter:hiroyukitomie
Website: 地域とビール
Weblog: 地域とビールとブログと

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