[イベント]2015.1.14

ビアジャーナリストアカデミー卒業生による『サントリー武蔵野工場見学記』

サントリー武蔵野ビール工場ザ・プレミアム・モルツザ・プレミアム・モルツ スムースザ・プレミアム・モルツ<コクのブレンド>ザ・プレミアム・モルツ<黒>ビアジャーナリストアカデミービアテリアプロントモンドセレクション佐治敬三小竹無二雄山本隆三武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール〜無濾過仕立て〜鳥井信治郎

昨年、ビアジャーナリストアカデミー卒業生が、サントリー武蔵野工場を見学取材しました。
そのレポートは、それぞれ以下の日にアップされましたが、その記事をまとめて読むことが出来るようにしましたのご覧ください。
11/29:『大人の社会科見学 サントリー武蔵野ビール工場』コウゴ アヤコ
11/29:『サントリー武蔵野ビール工場の歴史とその挑戦』富江 弘幸
11/30:『ザ・プレミアム・モルツに隠された想い&ビールのテイスティング』じょんにょん
12/11:『サントリー『ザ・プレミアム・モルツ』に脈打つ 熱い〝挑戦〟』宮原 佐研子
12/27:『サントリー工場&店舗限定のビールを飲んでみよう』本多 祐介

以下、すべての記事をご覧いただけます。

『大人の社会科見学 サントリー武蔵野ビール工場』コウゴ アヤコ

とある秋晴れの日に、
都内唯一のビール工場であるサントリーの武蔵野ビール工場に行ってきました。
目的はもちろん、注ぎたてのビールを飲むこと!
「大人の社会科見学」に胸が高鳴ります。
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見学は年末年始や工場休業日をのぞく毎日開催。
60分の見学コースの最後にビールの試飲が3杯ついて無料とは、大人の社会科見学って素晴らしい!
予約をしておくのが理想ですが、空きがあれば当日でも参加できます。

武蔵野工場がある府中市矢崎町までは、南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩12分ほど。
無料シャトルバスは、京王線・南武線の「分倍河原駅」の南ロータリーから30分毎に出ています。
無精者の私は迷わずシャトルバスを利用しました。
10分ほどで到着。
受付で名前を告げ、人数がそろえば見学ツアーの始まりです。

見学は、案内係の説明もと進んでいきます。
巨大スクリーンで工場の概要を見てから、原料の展示コーナーへ。

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ビールづくりに欠かせない水、麦芽、ホップがディスプレイされています。
麦芽をかじったり、ホップの香りをかいだりと、原料を体感していきます。

続いて、工程を見学していきます。
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稼働しているアツアツの釜をのぞきこんだり

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以前使用されていた貯酒タンクの中を通ってその大きさを実感したり

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ラインを流れる缶を目で追いかけたり。

最後に、環境負荷を低減するための取り組みなども紹介されていました。
ビールは約9割が水。サントリービールは天然水100%です。
武蔵野ビール工場で使われる水も、関東山地の山々に由来する良質な深層地下水。
サントリーは安全で美味しい水を未来に残すために、水を育む森を育てる活動も行っています。
ビールから、環境問題まで考えさせてくれるとは思ってもみませんでした。

さて、40分間の見学にあとは広いホールに移動して、お待ちかねの試飲タイムです。
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注ぎたてのザ・プレミア・モルツで乾杯。
黄金色に輝く液体にたっぷり盛り上がった泡。見るからに美味しそう。
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口に含めば麦の旨味とホップの苦味がいっぱいに広がり、心地よい余韻が長く舌の上にとどまります。

これは美味しい!!

アッという間にグラスが空になってしまいました!
何杯でも飲めちゃいそう。

自宅で飲むザ・プレミアム・モルツも美味しいのですが、工場で飲むのはまた一味もふた味も違います。
ビール大国ドイツには「ビールは醸造所の煙突の影が落ちる範囲で飲め」という諺があるとおり、工場で飲むビールが一番美味しいのです!

この日は運よく期間限定ビールも試飲することができました。
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「武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール 無濾過仕立て」です。

しっかりとした麦の旨みが感じられ、その奥からホップの華やかな香りと苦みが幾重にも押し寄せる深みのある味。
うん、これも美味い!! 通常メニューに加えてほしい!

武蔵野ビール工場には、他の工場にはないミニブルワリーが併設されており個性的なビールも造られています。この無濾過仕立てもそのひとつ。
数量限定で飲めるお店もあるも都内にあります。

より詳しくビールを知りたい方には金土日曜と祝日に開催されている「ザ・プレミアム・モルツ講座」がお勧め。
つくり手たちの熱い思いや、自宅で美味しく注ぐ方法、ビールに合うおつまみ等々を知れば
ますます好きになりそうです。

お勉強ができて美味しいビールも飲めちゃう武蔵野ビール工場。
次のお休みはお友達を誘って大人の社会科見学はいかがでしょうか?

工場のメンテナンスのためにお休みすることもあるので
開催カレンダーをWebページでご確認ください。

サントリー武蔵野ビール工場

『サントリー武蔵野ビール工場の歴史とその挑戦』富江 弘幸

1963(昭和38)年、武蔵野ビール工場が竣工し、サントリーは本格的にビールの製造販売を開始した。

武蔵野ビール工場オリジナルのビアグラス。工場内にあるショップで購入可能

武蔵野ビール工場オリジナルのビアグラス。工場内にあるショップで購入可能

武蔵野ビール工場の住所は「東京都府中市矢崎町3-1」。荒井由実の『中央フリーウェイ』にも歌われているように、工場は中央自動車道のすぐ脇にある。今でこそこの周辺は住宅も多くなっているが、竣工当時は非常にのどかな土地で、田畑に囲まれていた。きれいで良質な水がとれることがこの土地に工場を建てた理由だという。中央自動車道の調布IC〜八王子IC開通が1967(昭和42)年なので、いかに歴史のある工場かがわかる(ちなみに、『中央フリーウェイ』で武蔵野ビール工場と同様に歌われている東京競馬場は、1933(昭和8)年開業)。

それまでサントリーは1899(明治32)年の創業以来、ウイスキーやワインを中心に製造販売していたが、あえてビールという厳しい世界に入り、クリーンでマイルドなデンマークタイプのビールをつくるようになる。

そして、サントリーのビールが業界に一石を投じたのが、1967(昭和42)年のこと。「サントリービール〈純生〉」を発売すると、「生ビールの定義とは?」という論争が巻き起こった。「サントリービール〈純生〉」は熱処理をせずにミクロフィルターを使って酵母を除去した初の「生ビール」。酵母を除去したビールは生ビールではない、という主張もあったようだが、結果、現在では熱処理をしないビールを生ビールと呼んでいるように、サントリーの主張が認められている。

その後、1986(昭和61)年に麦芽100%使用の「モルツ」を販売開始。1989(平成元)年には、武蔵野ビール工場にミニブルワリーを竣工。通常の設備の20分の1の大きさのミニブルワリーで、様々な種類の試作品をつくっている。このような施設は、全国に4つあるサントリーのビール工場の中でも武蔵野ビール工場にしかない。ここでつくられたビールは工場内や一部の店舗で提供されているが、ミニブルワリーで最初につくられたビールのひとつに「ザ・プレミアム・モルツ」の前身である「モルツ・スーパープレミアム」があった。

2003(平成15)年、それまで少量生産を続けてきた「モルツ・スーパープレミアム」を一新し、「ザ・プレミアム・モルツ」が誕生。すぐに売上が伸びることはなかったが、2005〜2007年にかけて3年連続モンドセレクション最高金賞を受賞したことで、売上も急激に伸びることとなる。

2008(平成20)年、ついに45年続いたビール事業が黒字に転換。その後も順調に売上を伸ばしていくが、そんな中、2012(平成24)年には「ザ・プレミアム・モルツ」をリバイタライズする(リバイタライズの内容は後日紹介する他の記事を参照)。

創業者鳥井信治郎の「やってみなはれ」にも象徴されるように、「挑戦」する企業風土が息づいている。サントリーはビール大手の中でも後発ではあるが、「サントリービール〈純生〉」に始まり、「モルツ」、「モルツ・スーパープレミアム」、「ザ・プレミアム・モルツ」、そして「ザ・プレミアム・モルツ」のリバイタライズと、常にビール業界で挑戦を続けている。これからもサントリーのビールに対する挑戦から目が離せない。

『ザ・プレミアム・モルツに隠された想い&ビールのテイスティング』 じょんにょん

サントリーが追求するビールの理想の味わいとは、何杯でも飲み飽きないおいしさ。ドイツ語で「ヴァイタートリンケン」という。理想のピルスナービールをつくるために、時間と努力を惜しまない。サントリーはザ・プレミアム・モルツ(以下、プレモル)の売れ行きが順調に伸びていたところで、2013年3月にリバイタライズを強行した。

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(写真)サーバーから注がれたばかりのプレモル

リバイタライズにまつわる秘話がある。サントリーの武蔵野工場を取材した時、岡工場長に話しを伺った。東日本大震災以来、世の中のライフスタイルは大きく変わった。家族、友達、恋人など大切な人と過ごす時間を大事にする人が増えたのだ。そこで大切な人と時間を分かち合いながら、ゆっくりと時間をかけて飲み続けられるビールをつくろう。その想いから、プレモルのリバイタライズに着手したとのことだ。

新プレモルのおいしさは厳選された原料に直結する。特に「ダイヤモンド麦芽」は新プレモルに欠かせない存在である。ダイヤモンド麦芽とは、今ではチェコと周辺国でわずかしか生産されない希少な麦芽品種。通常の麦芽に比べ、たんぱく質が豊富で、これを一部に使うことでより深いコクとうまみが生まれる。ホップは、ヨーロッパ産のアロマホップのみ使用。中でも特に上質な香りを持つ「ファインアロマホップ」をふんだんに使うことで、従来よりもホップの香りが華やかだ。さらに麦芽とホップの香りと味わいのバランスもとれており、プレミアムビールならではの品質とおいしさを保っている。

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(写真)サントリー武蔵野ビール工場の製造工程

プレモルも含めて、特別に5種類のビールをテイスティングする機会をいただいた。グラスいっぱい注がれた新鮮なビール、見るだけで贅沢だ。

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(写真)テイスティング時にいただいた『武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール 無濾過仕立て』専用グラスには黄金色の綺麗な筆記体で「Musashino」と書かれている。

『武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール 無濾過仕立て』は、今年から工場見学時に提供している限定品。「個性的な味」を楽しんでくださいと岡工場長。通常のプレモルと違う無濾過のビールで、ビールの濁りが特徴的だ。香ばしいモルトの香りが際立ち、モルトの成熟した甘味とうま味が伝わる。モルトの個性が生きている分、ホップの豊富なアロマと苦味も感じられ、深いコクが生み出されている。一口、二口、進めば進むほど、その真価がわかる。

秋シーズン限定の『ザ・プレミアム・モルツ<コクのブレンド>』は、プレモルとザ・プレミアム・モルツ<黒>をブレンドしてから熟成させたもの。そのため、既製品のピルスナーと黒ビールをその場で混ぜたハーフ&ハーフとは異なる自然で奥行きのある味わいが感じられる。紅葉を思わせるなんとも秋らしい琥珀色。口当たりがとてもまろやかで、甘味と苦味のバランスが絶妙だ。ゆっくりと吟味しながら、深いコクを楽しもう。

去年の好評につき、今年も9月16日から期間限定で全国販売が決定した。ビールの詳細は以下のリンクで確認できる。

■ザ・プレミアム・モルツ<コクのブレンド>:http://www.suntory.co.jp/beer/premium/blend/

『ザ・プレミアム・モルツ<黒>』は、黒ビールは苦い・ドライといった見方を覆す一品。焙煎したモルトの香ばしいうまさと華やかなホップとのハーモニーが楽しめる。ベージュ色の柔らかい泡を堪能した後は、濃厚な味わいと豊かなコクが心地良くのどを通り抜ける。

今年、夏限定で発売した『ザ・プレミアム・モルツ<香るプレミアム>』は、プレモルとしては初のエールタイプのビール。エール酵母を使い、上面発酵させた。きめ細やかな泡がホイップクリームのようだ。グラスに鼻を近づけると、一花咲いたような華やかなホップの香りが広がる。上品で爽やかな味わい。さらに、温度が上がるとホップの香りが一層引き立つので、時間をかけてゆっくり飲むのも楽しみ方の一つだ。

常においしいビールを探究し続け、新しいビールづくりに挑戦していく。そして大切な人と一緒に何杯も楽しめるビールをつくっていく。サントリーが目指す「ヴァイタートリンケン」の理想。一つひとつのビールからその想いが伝わってきた。

『サントリー『ザ・プレミアム・モルツ』に脈打つ 熱い〝挑戦〟』 宮原 佐研子

 サントリーの『ザ・プレミアム・モルツ』は2014 年6月10日の出荷をもって累計販売本数が40億本を突破した。2003年に、前身である『モルツ スーパープレミアム』から名称を変更して以降、2013年までの10年連続で前年比を上回る販売実績を更新し続けている。

 その背景には、長く、熱い〝挑戦〟の歴史があった。
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苦渋の撤退 ―鳥井信治郎

 サントリーが初めてビールに着手したのは、鳥井商店をへて寿屋の時代。1928年に日英醸造を買収して『新カスケードビール』を製造販売したことに始まる。1930年には田中義一前首相の愛称にちなみ、『オラガビール』として発売したが、大手各社の前に歯が立たず、1934年、ビール事業からの撤退を強いられることとなった。赤玉ワインの成功、本格的な国産ウイスキーの製造、そしていよいよビールへ、と事業を拡大してきた創業者鳥井信治郎にとって、まさに苦渋の選択であった。

エトヴァス・ノイエス ―佐治敬三(1)

 1945年、鳥井信治郎の次男である佐治敬三がサントリー前身である寿屋に入社。大学では化学を専攻、その権威である小竹無二雄教授の研究室で学んだ。
 小竹がドイツ・フライブルグ大学のノーベル化学賞を受賞したウィーランド博士のもとで研究を重ねていた頃、朝に夕に博士に「エトヴァス・ノイエス?」と聞かれたそうだ。その意味は〝サムシング・ニュー〟。日常にも目をこらし、日々進歩を探し求める好奇心溢れる言葉である。小竹からその話を聞いた敬三は、そんな好奇心こそが未来を拓くのではないかと感銘し、この言葉を胸に、常に革新をめざしていこうと決意したという。
 それが1961年の敬三の決断の後押しをした。トリスやオールドなどの人気に成功をおさめていた当時、敬三はこれに甘んじることに危機感を抱いていた。新しいことに挑戦することが今こそ必要である、と、彼は父の悲願でもあったビール事業に着手する決意をする。

やってみなはれ ―佐治敬三(2)

 敬三は 父 信治郎を訪ね、ビール事業への決意を告げた。
 戦後間もない入社したての頃の敬三に、父はよく「そないなこといわんと、まあ、やってみなはれ」と言っていたそうだ。まずは理屈より行動、そして現実にぶちあたったらその対策を講じろ。そのあとの骨は拾ってやる…。
 そして今、社長としての決断を語る敬三に、父は言った。
「わてはウイスキーに命を賭けた。あんたはビールに賭けるというねんな。人生は賭けや。わしは何も言わん。やってみなはれ。」
 ここから敬三のいばらの〝挑戦〟がはじまった。

世界最高峰のビールをつくる ―山本隆三

 『ザ・プレミアム・モルツ』の生みの親と言われるビール醸造家山本隆三は、サントリーがビール事業を始めてから7年後の1968年に入社した。敬三は父から受け継いだ〝やってみなはれ〟の精神で研究者に自由な研究の機会を与えることに尽力し続ける。上下の隔たりの無い意見交換、利益の全く無い中での十数億円とも言われるミニブルワリーを建設など…。その恵まれた環境に応えるべく、山本が決意したのは、「世界最高峰のビールをつくること」。
 世界のビールをテイスティングし、そのスタイルをピルスナータイプに決定する。しかし、すでにあるものの物真似ではなく、自らの理想とするビールづくりに取り組み、前身となる『モルツ・スーパープレミアム』が1989年に誕生。

そして、10年以上の歳月を経て、2003年『ザ・プレミアム・モルツ』が登場する。

終わりのない〝最高峰〟をめざす ―岡賀根雄

 『ザ・プレミアム・モルツ』は2005年モンドセレクションで最高金賞を受賞。そしてそれから3回連続受賞という快挙をなす。2008年にはヱビスビールの売り上げを抜き、プレミアムビールNo.1ブランドの地位を確立。同年、初のビール事業の黒字化を達成する。

 だが、それに甘んじないのが「サントリー」である。

 2012年、人々に〝プレモル〟の略称ですっかり親しまれた『ザ・プレミアム・モルツ』のリバイタライズをおこなう。それは〝さらなる活性化〟の意。決してマイナーチェンジやリニューアルではない。その開発を担当したのが岡賀根雄(かねお)だ。まずベンチマークである世界の伝統ビールの美味しさを改めて調査し、原料などの見直しを図る(詳細はこちら)。何もないところからのスタートの難しさはもちろんだが、すでに知られていることにあえて手をいれることの難しさは、計り知れないプレッシャーであったと思われる。

 そして、ようやく出来上がったビールを、誰よりも先に山本に試飲してもらった。「まあ、いいんじゃないか」。滅多に褒めることのない山本の、最大の賛辞に、心の底から安堵したという。

 現在、岡は武蔵野ビール工場の工場長に就任。『ザ・プレミアム・モルツ』の未来にこれからも挑戦していくはずだ。
 もちろん、〝プレモル〟の未来は彼だけが担っているのではない。彼を取り巻く社内の仲間たちも、わくわくしながら力を合わせていくだろう。

この先も続く熱き血潮。 ― そのすばらしい〝挑戦〟に、乾杯!
プレモルグラス

参考文献:
『なぜザ・プレミアム・モルツは売れ続けるのか』(片山修/小学館)
『サントリー知られざる研究開発力』(秋場良宣/ダイヤモンド社)
『サントリー・佐治敬三伝 新しきこと 面白きこと』(廣澤昌/文芸春秋)
『ザ・メッセージ 今蘇る日本のDNA 佐治敬三』(NHK DVD)

『サントリー工場&店舗限定のビールを飲んでみよう』 本多 祐介

「ザ・プレミアム・モルツ」を生んだサントリーの武蔵野ビール工場。ここで、他ではお目にかかれない限定のビールが飲めることをご存知でしょうか?

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そのビールとは「武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール〜無濾過仕立て〜」。わずかに濁りのあるゴールドカラーで、干し草のようなホップの香りとピーチを思わせるフルーティフレーバーが特長。しっかり苦味があり、余韻がとても長いビールです。
ビールの製造工程見学後、試飲の際に選ぶことができます。(時期によって試飲できるアイテムが変わります)

工場だけでなく、近所でも味わってみたい! と聞いてみたら飲めるお店がいくつかあるとのこと。その中のひとつに行ってみました。

ビアテリアプロント

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東京駅の1F、キッチンストリート内にある「ビアテリアプロント」。プロント系列店の中で、よりビールの提供に特化した店舗です。ザ・プレミアム・モルツの超達人店でもあります。
内装はロンドンパブのトラディショナルさにニューヨーク・カフェのテイストを加えたというコンセプト。なかなか居心地がよく、ゆったりとお酒を楽しむことができます。

こちらでも飲むことができる限定醸造ビール。そのおいしさのわけは、製法に秘密があります。
それはデコクションという糖化の工程。通常のザ・プレミアム・モルツはデコクションを2回行うダブルデコクション製法で生産されています。これでもかなりの手間と時間がかかる方法ですが、限定醸造ビールはなんとそれを3回行うトリプルデコクション。さらに麦芽のうまみとコクを濃厚に引き出しているのです。

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左が限定醸造ビール。色が濃く、濁りがある

「プロントなら開いてる時間が長いし、いつでも飲める〜」と思ったら大間違い。飲めるのは17時のバータイムから、1日30杯限定での提供です。
仕事を早く終わらせて向かわないと、売り切れちゃうかもしれませんよ!

また、このビアテリアプロントでは通常のプレモルのほか、温度を上げてより香りと味わいが感じられるようにした「ザ・プレミアム・モルツ スムース」も飲むことができます。他のお店で飲むプレモルよりも香りがブワッと漂い、クリーミーなコクが味わえます。こちらもぜひ試してみてください。

武蔵野ミニブルワリー限定醸造ビール〜無濾過仕立て〜 ¥790
ザ・プレミアム・モルツ スムース ¥590〜

店舗情報
ビアテリアプロント 東京駅店
東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅八重洲北口1階キッチンストリート
7:00〜23:00
TEL03-5224-8685
※限定醸造ビールは、同じ東京駅構内の「THE OLD STATION」や「ビアテリアプロント大阪堂島店」でも飲むことができます

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こちらは同じく武蔵野ミニブルワリー製ビール、アルトスタイルの「特製ローズビア 生」。ほんのり感じる甘酸っぱさが爽快。「ローズ&クラウン」各店で提供しています(武蔵野工場では飲むことはできません)

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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