[コラム]2021.5.5

サンフランシスコ駐在員に聞いた!西海岸のビールトレンド【後編】

この記事は

「サンフランシスコ駐在員に聞いた、アメリカ西海岸のトレンド【前編】」

の続きになります。まだ【前編】をご覧になっていない方は、そちらもご覧ください。

サンフランシスコ駐在員に聞いた!西海岸のビールトレンド【前編】

【前編】の概要

取材したのは、カリフォルニア州サンフランシスコに駐在して3年目の友人ナオキ。

彼がコストコなどでよく買う何種類かのビールを紹介してくれました。

驚いたのは日本よりも種類の豊富なクラフトビールや海外ビールが格安で買えるということ。

また定番のおつまみ紹介では老舗ケンタッキーを凌ぐ、全米で大人気のフライドチキンブランドを2つ紹介。ガイドブックには載っていないリアルなアメリカトレンドを感じました。

後半では、カリフォルニアの飲酒文化やオススメスポットについて特集します。

 

サンフランシスコの飲酒文化

カリフォルニア州では外飲み厳禁!?

私「サンフランシスコに住んでいて日本と違うなぁって思った飲酒文化ってある?」

ナオキ「一番驚いたのは、アメリカの多くの州の法律で、公共の場所ではお酒を飲んではいけないことになっているんだ。

天気がいいと公園とかビーチとかで飲みたくなるけど、飲酒許可されていない場所での飲酒は法律違反だから、最悪の場合は警察が来て逮捕されてしまうね。

もしアメリカで、大学生の頃の僕らのように路上で酔っ払ってたら、間違いなく警察のお世話になったり、知らない怖い人たちから見ぐるみを剥がされちゃうよ。」

私「教えてもらって本当によかった。もし、聞いてなかったら旅行初日に捕まるか、一文無しになっているところだったよ。本当に気をつけなきゃだね。」

 

ビールを凌ぐ人気!ハードセルツァーとハードサイダー

ナオキ「アメリカで今大人気なのが、アルコール入り炭酸水のハードセルツァー。

アメリカでは健康志向が大ブームで、低アルコールで低カロリーのハードセルツァーはスーパーでも多くの種類が置いてあるよ。甘くないし、すっきりしていて飲みやすいから僕も気に入っているね。」

・大人気ハードセルツァー(1本約3ドル)

・ズラリと並んだハードセルツァーの棚


ナオキ「あともう一つ伝えたいのが、ハードサイダー。日本で言うとシードルでこちらも大人気。

カリフォルニアはリンゴの産地でもあるから、作りやすいのかもね。平日はビールよりもこっちの方がよく飲むかも。あっ、ごめん笑」

・ナオキ絶賛のハードサイダー(568mlの1本あたり約2.5ドル)

ケチってはいけないチップの文化

ナオキ「あともう一つの文化の違いはチップかな。

サンフランシスコは海が近いからシーフードが美味しいんだけど、レストランだと総額の20%くらいチップを払うのが相場。飲食代をカードで精算した際は、サインする際にチップの額を書いて追加で払うところが一般的だよ。

僕の感覚だと、受けたサービスがいまいちだなと感じたらだったら15%くらい、最高だったなら25%以上とかを決めている。

ウェイターも分かっていて、より良いサービスをしようとしているから、ちょうどいいタイミングでオーダーを取りに来る。だから、日本みたいにすいませーん!とか呼ぶなんてことは少ないかも。」

私「噂では聞いていたけどチップってそういう意味合いがあったんだ。チップの存在を知らないと常識がないって思われそうだね。気をつけよう。」

 

 

カリフォルニア州のオススメスポット

 

私「最後に、サンフランシスコへ旅行をする際のオススメスポットを教えてよ。」

ナオキ「サンフランシスコだけでなく、カルフォルニア全体でのオススメスポットを教えるね!」

①フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman’s wharf)

「漁師たちの波止場」って意味で、海に囲まれた観光スポット。

景色が綺麗で、子供たちも走り回れて、ファミリーもOKな美味しい新鮮な魚介類が食べられるレストランがたくさんある。

名物はクラムチャウダー。サワーブレットという大きなパンをくり抜いて器にしている。あとは「カラマリフライ」という小さいイカリングのフライがビールにとても合う。

・名物クラムチャウダー(手前)とカラマリフライ(奥)

 

V・サトゥーイワイナリー(V.Sattui Winery)ナパヴァレー

アメリカのワイン産地ナパヴァレーのワイナリー。

とても美しい建物のワイナリーで、敷地内でのワインテイスティングやワインボトルの購入はもちろん、デリで料理やカトラリーまで売っているので、手ぶらでピクニックができます

近くには有名なオーパス・ワンやべリンジャーのワイナリーもあるから、サンフランシスコからUBER(配車サービス)頼んで飲み歩きながらワイナリー巡りしても楽しいです。やっぱり、カリフォルニアはビール以上にワインが有名だから外せません。

 

最後に

今回はサンフランシスコを中心としたカリフォルニア州のビール事情についてインタビューしました。

最終的には、クラフトビール・ワイン・ハードセルツァーやハードサイダーなどビールの域にとどまらない興味深い話がたくさん聞けました。カリフォルニア州はお酒と食品には消費税がかからないので、値札通りの会計です。うらやましい!

コロナが収束して、自由に移動ができる世の中になったら、カリフォルニアの海を眺めながら、シーフード・チキン・ビール・ワイン三昧のバカンスはいかがでしょうか。考えただけで、よだれが止まりませんね。

前編・後編、最後までお読みいただきありがとうございました。

今後も引き続き、世界のいろんな国のビール事情をお伝えしていきます。お楽しみに!

(写真:全てナオキ提供)

アメリカ西海岸カリフォルニアサンフランシスコ世界のビール事情
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この記事を書いたひと

楯 優作

ビアジャーナリスト

ビールとは乾杯を通じて、あなたの人生そのものをちょっぴり楽しく、幸せにする飲み物だと信じています。
さて、今夜は誰と乾杯したいですか?

■基本情報
1989年、新潟県生まれ。
高校まで野球一筋。大学で韓国に短期留学し、ビールは世界共通のコミュニケーションツールであることを確信。ビール愛に目覚める。
びあけん2級、ウィスキー検定2級保持。

■研究分野
・日本の麦酒史。
自分の先祖が平安時代末期の武士だったことを知って日本史が他人事に思えなくなりました。

■好きな言葉
「ビィールと云ふ酒あり。是は麦酒にて、其味至って苦けれど、胸隔を開くために妙なり。」(ビールという麦の酒がある。その味は苦いけれど、腹を割って話せるので不思議だ。)by福沢諭吉「西洋衣食住」

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