[コラム]2022.5.14

この世が『鬼滅の刃』の世界だったら、藤の花の下で飲みたいビール3選!

鬼が藤の花を嫌う『鬼滅の刃』の世界

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『j鬼滅の刃』の世界では、藤の花の下だけが安全地帯

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入は約517億円。
新シリーズ『刀鍛冶の里編』のテレビアニメ化も決定。
『鬼滅の刃』の人気は、2022年もまだまだ続いていきそうだ。

ある日、私は子どもと一緒に『鬼滅の刃』を観つつ、ビールを飲んでいた。
そして、ふと考えた。
「この世が『鬼滅の刃』の世界だったら、いつ鬼に襲われるかわからない状況下で、ゆっくりビールを楽しむことはできるのだろうか?」
着目したのは『鬼滅の刃』の世界には、“鬼は藤の花を嫌う”という設定であること。
その理由は作中でも詳しく語られていないが、もしかしたら、藤の花が咲く春の一時だけが、あの世界では気兼ねなくビールを楽しめる時期なのかもしれない。
そんなことを考えていたら、『鬼滅の刃』の世界で、“藤の花の下で飲みたいビール3本”が浮かんできた。

コエドブルワリー【COEDO 瑠璃-Ruri-】

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コエドブルワリー【COEDO 瑠璃-Ruri-】

藤の花が咲いている期間は短い。
気兼ねなくビールが飲める貴重な時だからこそ、普段飲み慣れたピルスナーが飲みたくなる。
中でも、この特別な期間に相応しい、プレミアムなピルスナーが飲みたくなるだろう。

【COEDO 瑠璃-Ruri-】は、透明度の高いクリアな黄金色。
その色味の通り、抜群の爽快感。
ホップの香りと苦みのバランスも絶妙。
このタイミングで飲むからこそ、より「ビールはすばらしい(Beer Beautiful)」と再認識できるのではいか。
これから始まる宴の幕開けに相応しいビールだ。

箕面ビール【ヴァイツェン】

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箕面ボール【ヴァイツェン】

ラベルの中央に大きく「WEIZEN」の文字が印象的。
ビアスタイルは、もちろんヴァイツェンだ。
ラベルの薄ピンクも、美しい藤の花の下に良く馴染む。

液色は濁りのある濃い黄色。
丸みのある柔らかい口当たりが特徴だ。
藤の花の甘い香りに包まれた中で飲めば、鼻からすっと抜けていくヴァイツェン特有の香りが心地よい。
ビールはあまり得意ではないが、「藤の花の下ぐらい、一口飲んでみよう」という方にもオススメしたい一本だ。
よく冷やしてスッキリ飲むもよし、温度が高まるごとに開いていく香りを満喫するもよし。
ここは藤の花の下。
鬼のことなど気にせず、その変化をゆっくり楽しみたい。

宮崎ひでじビール【栗黒】

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宮崎ひでじビール【栗黒】

心置きなくビールが飲める環境では、じっくり向き合うようなビールも楽しみたい。
その点、初めて【栗黒】を飲んだときの衝撃は忘れようがない。

ローストバーレイの香ばしさ、宮崎県産の和栗の上品な香りと重厚なコク。
ABV.9%のインペリアルスタウトは、じっくり向き合うにはピッタリのビールだ。
数ヵ月~数年に及ぶ長期間の瓶内熟成が可能という、エイジングビールとの出会いも新鮮だった。
藤の花の時期が終わっても、また一年後、藤の花が咲く頃に合わせて瓶内熟成をすすめるのも一興だ。
熟成がすすむことで、より重厚で深みの増した【栗黒】。
例えABV.9%のビールで酔い潰れてしまっても、藤の花の下なら鬼に襲われる心配はいらない。

異界に想いを馳せつつ飲む。これも立派なビールの楽しみ方

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藤の花の下で飲みたいビール3選

奇しくも【栗黒】のラベルは、宮崎県延岡市の文化財である「内藤家旧蔵の能面」をモチーフにしている。
能面は“面 (オモテ) ”とも呼ばれ、能の舞台で主役である“シテ”が、“異界の者”を演じる際に身につける。
能楽の観客は、舞台の冒頭に “ワキ(脇役)”に、“シテ”のいる異界に誘われる形で鑑賞が始まる。

今回、私は『鬼滅の刃』の世界で飲みたいビール、つまり、異界で飲みたいビールを考えてみた。
好きな漫画やドラマ、映画や小説など、思いを馳せる異界は何でもいい。
身近な異界に想いを馳せつつビールを飲む。
ひとつのビールの楽しみ方として、あなたも試してみてはいかがだろう。

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

南原 卓也

ビアジャーナリスト/樽生アドバイザー

「今日1日をどう生きれば、より美味いビールが飲めるか?」

こんなことを考えながら毎日生きてます(飲んでます)。

埼玉県にある“日本一小さい市”で生まれ育った男が、飲食店の樽生ビールの品質を上げる仕事、飲食店にビールを卸す仕事を経て、ビールを伝えるビアジャーナリストになりました。

「醸造家がビールを醸造し、ビールの注ぎ手がビールを完成させる。そしてビアジャーナリストがビールを伝える。」
をモットーとして、“美味いビールが飲める環境”や“ビールとコミュニケーション”を追求していきます!

今日も美味いビールを飲めましょう!
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