[イベント]2011.10.24

「ベイブルーイング鈴木氏のフェイスブックを読んで」2

2011.10/17のコラムで取り上げた「ベイブルーイング鈴木真也氏のフェイスブックを読んで」はヒット数もリツイート数も通常の数倍といった反響があり、賛否両論たくさんの意見が寄せられている。

私は、このような意見がブルワーである鈴木氏自身からなされたことに興味をおぼえ、取り上げたわけだが、それに対して、多くの人々がそれぞれの立場でどう考えるのか? にさらなる興味を持っている。
このような問題がビールを造る側、売る側、飲む側といった垣根を越えて議論されることこそがさらなるビール文化向上に繋がると考えている。

今回のことで改めて浮き彫りになったのは、多くの人々が(鈴木氏ほど明確で具体的ではないが)日本のクラフトビールの現状に関して”何か”モヤモヤとした曇りを感じているという事実である。
鈴木氏の言う「世界との差」もその一部だろうし、他の”何か”を感じている人も多数いるとわかった。

この”何か”の原因は何なのだろうか? どう改善し、どう正せばいいのだろうか?

私は、鈴木氏が名前を挙げなかったブルワーの中にも多くの素晴らしいブルワーがいると思っているし、おのおのが抱える苦悩や思いのたけも知っている。
それだけに、これは非常に難しくデリケートな問題だと思う。

だからこそ、ビールを取り巻く環境をみんなで見つめ、考え、議論し、行動すべきだと考えている。
「ビア・メイト・クラブ」ディスカッション・スペースやソーシャルネットワーク上で前向きな議論がなされることは今後のビール界にとって大きな一歩になると確信している。

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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