[テイスティング]2012.7.30

プランクビール試飲レポート

ワールドカップでも多数の受賞を果たし、スモールブルワー部門でチャンピオンになった
ドイツ「プランク醸造所」のビール5種類を試飲した。

「ヘフェヴァイツェン」
ビアスタイル:ヘフェヴァイツェン
アルコール度数5.2%
酵母無濾過のくすみが美しい。泡も豊かで口触りが良い。
クローブ(丁子)を連想するフェノール香とバナナを連想させるエステル香が漂う。
特に、フェノール香は印象的で、南ドイツらしい本格的な味わいである。まさに本場の味!
ヴァイスブルストと抜群の相性。

「ピルザール」
ビアスタイル:ジャーマンスタイル・ピルスナー
アルコール度数4.9%(日本語ラベルには小数点以下四捨五入で書かれているが、ドイツ・ラベルの数字を記載)
南ドイツのピルスナーとしては、しっかりしたホップの苦みを感じる。
むしろ、北ドイツのピルスナーのような印象を受ける。(南ドイツのピルスナーはホップの苦みよりもモルトのキャラクターが強い傾向にあるが、北ドイツはその反対で苦みが強くドライな傾向にある)
後口の心地よい苦みがありもう一杯飲みたくなる。
塩とハーブを効かせたチキンやポークのグリル、カリーブルスト、などに最適。

「ライヒテス・ヘフェヴァイツェン」
ビアスタイル:ジャーマン・ペールウィートエール
アルコール度数2.9%
アルコール度数が非常に低く、すっきりと楽しめるビール。一般的なヴァイツェンよりも香りが弱いが、バナナのようなエステル香と丁子のようなフェノール香は感じる。
香りや味わいを楽しみつつ爽やかな飲み口を楽しむためには最適のビール。

「ヘラー・ヴァイツェンボック」
ビアスタイル:ヴァイツェンボック
アルコール度数7.8%
バナナとクローブのような香りが漂う。
甘味、アルコール感と芳醇な飲みごたえがしっかりとしたボディを感じさせる。
満足感たっぷりのビールである。
アイスバイン、ジャーマンポテト、ソーセージなどはもちろん、クレープや生クリームを使ったデザート、カスタードクリームにも合わせたい。

「ドゥンケル・ヴァイツェンボック」
ビアスタイル:ヴァイツェンボック
アルコール度数7.8%
ロースト感とこうばしい苦みが伴い、甘味がやや隠れている。ボディはしっかりしているものの、ヘラー・ヴァイツェンボックに比べると甘味が弱く感じるため、軽やかな印象をあたえてくれる。
ハンバーグステーキ、鹿や猪などのジビエに合わせると絶妙のコンビなーション。さらにバナナプディングやクリーム・ブリュレといったデザートにも合う。また、すき焼きやウナギのかば焼きといった和食、青椒肉絲や酢豚といった中華にも合わせたい。

以上、非常に興味深いビール達である。ぜひお試しあれ。

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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