[イベント]2012.10.19

日経トレンディネット、「“ビール離れ”なのに「ビールフェス」が大盛況なのはなぜ?」

日経トレンディネットの2012.10.18に「“ビール離れ”なのに「ビールフェス」が大盛況なのはなぜ?」というタイトルの記事が載っている。

内容は、オクトーバーフェストの盛況を紹介しており、全文は以下でご覧いただける。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121016/1044599/?ST=life&P=3

私自身も今年はオクトーバーフェスト各会場を回ってみたが、出店社も来場者もみんな楽しそうにしているのが印象的だった。(ドイツのビールメーカーも「日本でこれだけ多くのドイツビールが消費される」ことを喜んでいるに違いない。)
都内はもちろん、地方の会場などはまだまだ“のびしろ”を感じるので、来年は各会場ともさらに賑わう予感がした。会場数も増えるのではないだろうか?

個人的な感想だが、本場ドイツのオクトーバーフェストよりも日本のオクトーバーフェストのほうが“さまざまなビールが楽しめる”という点では優れていると思う。
ドイツのオクトーバーフェストは大規模で楽しいが、ビールは“オクトーバーフェストスタイル”と呼ばれるビールが1種類で、サイズも1リットルジョッキしか用意されていない。(テントの外でボトルビールを買うことはできるが)
それに対して、日本のオクトーバーフェストはヴァイツェンやデュンケル・ヴァイツェン、シュバルツ、へレス、ジャーマン・ピルスナーと様々な種類のビールを選択することが出来る。会場によっては日本のクラフトビールメーカーが造るベルジャンスタイルホワイトエールやアメリカンスタイル・ペールエールなども飲むことが出来るのだ。
サイズも300mℓ、400mℓ、420mℓ、500mℓ、1ℓと選べるから安心だ。(全ての銘柄ですべてのサイズが揃っているわけではない。会場やブースによって違う)
料理のバリエーションやポーションも選択肢が多い。


横浜オクトーバーフェスト会場


神戸オクトーバーフェスト会場


豊洲オクトーバーフェスト会場

他にも、仙台、芝公園、お台場、大阪にも行ってみたが、どこも素敵な場所で心地よくビールが飲めた。

年内も、11/30(金)~12/2(日)に東京ドームで開かれる「スーパーオクトーバーフェスト2012」が残っており、非常に楽しみである。

日本では、「オクトーバーフェスト」という言葉はすでに「10月のお祭り」ではなく、「ビール祭り」という言葉になりつつあると感じる。
もはや「美味しいビールが楽しく飲めるなら何月でもイイ!」ということだろう。

日本ビアジャーナリスト協会 フェイスブック
http://www.facebook.com/JBJA.jp
上のURLをポチッとして、開いたJBJAページの右上にある「いいね」をポチッとしてくださいね。
よろしくお願いします!!

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

アバター画像

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。