[イベント]2013.6.12

デュベル・トリプルホップ2013

デュベルトリプルホップベルギービール

6月11日、小雨のなか麹町にあるベルギー大使館で行われた「デュベル・トリプルホップ2013 プレスリリース」に参加してきました。

 

デュベル・トリプルホップ2013

ザーツとスティリアン・ゴールディングという二種類のホップを使って作られるデュベルですが、2012年に発表されたのはそれにシトラをドライホッピングしたものでした。

そして、今年はソラチエースという日本が原産のホップが使用されています。ソラチエース特有のレモンのような柑橘系の香りとエキゾチックでキレのあるアロマがグラスから溢れんばかりに広がります。口に含んだ時に感じる苦味は通常のデュベルよりも強いのですが、その分甘味も感じられ、バランスのとれた味わいとなっています。苦味の輪郭がはっきりとしており、アルコール度数が9.5%あるとは思えないほどの飲みやすさがあります。

duvel

 

おすすめのペアリング

製造元のデュベル・モルトガット社輸出総責任者ブラム・バーレウィック氏が薦めてくださったペアリングは…ブルーチーズ(中でもロックフォール)、チコリ、オイリーフィッシュ、フライドレバー、その他スパイシーさのあるオリエンタルフードとのことでした。

試飲会ではレバーパテ、フリッツ、カルボナード・フラマンド、チコリの生ハム巻きなどが並んでいましたが、ピクルスとレバーパテのピンチョスや甘めのカルボナード・フラマンドとの相性がよく感じました。

また、輸入元の小西酒造株式会社さんからのペアリングの提案は…ホワイトアスパラガス、伊勢海老のグリル、ささみのわさび焼き(焼き鳥)とのことでした。そこで、渋谷のとあるベルギービールのお店にご協力いただき、気になったペアリングを試してみました。メニューは、ロックフォール、ささみのわさび焼きです。結論から言いますと、これが大正解!です。特にロックフォールは塩味が強いので半信半疑だったのですが、ビールが負けていないばかりではなく、よりロックフォールの旨味を感じさせ、ビールの持つ豊かな香りが複雑に絡み合うさまは、なるほどとその絶妙さに唸るばかりで、さながら日本庭園の鑑賞をしているかのようでした。

ビールの手前より時計回りにロックフォールのバゲット添え、ささみのわさび焼き、ささみのわさびソースがけ

ビールの手前より時計回りにロックフォールのバゲット添え、ささみのわさび焼き、ささみのわさびソースがけ

また、ささみのわさび焼きとの相性も良く、つんと鼻に抜ける感覚はわさびなのに口の中には麦芽由来の甘味を実感することが出来ます。こちらについては店長の発案でわさびを塩麹で溶いたものでも試したのですが、こちらも素晴らしく、抜群のペアリングでした。

 

感想

正直なところ、悪魔(デュベル)がロックフォールに負けるのでは?と思っておりましたが、悪魔はやはり悪魔でした。しかもよりパワーアップしたトリプルホップという悪魔は北米向けに作られたといわれるだけあって、よりホッピーな味わいとなっています。アメリカのビールがお好きな方にも納得の一本となっています。ベルギービールというと大瓶の醍醐味を挙げられる方も多いというのに、今年のトリプルホップは大瓶の生産自体が無いというのは残念でなりません。

また、ブラムさんとお話をさせていただいたとき「ブルワーというのはシェフなんだよ。デュベルという美味しいスープにどんな調味料(ホップ)を入れてどう仕上げるかを研究しているんだ。」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

お好みの料理とペアリングして梅雨のうっとうしい気分を一掃するのにピッタリのビールです。

 

MEMO

商品名:デュベル・トリプルホップ2013

種類:ゴールデンエール(ビール)

原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母

アルコール度数:9.5%

賞味期限:瓶詰後2.5年

参考小売価格:580円

発売時期:7月8日(予定)

発売元:小西酒造株式会社

 

(ビアジアーナリストアカデミー2期生 川端ジェーン)


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川端 ジェーン

この記事を書いたひと

川端 ジェーン

ビアジャーナリスト

ベルギービールをこよなく愛しています。笑顔でビールを酌み交わせば世界平和は実現すると考えています。ビールが好きすぎてたまに他人と知人の境目がなくなってしまいます。ビールの美味しいお店で見ず知らずの人に話しかけていたら、それは私かもしれません。

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