[テイスティング]2011.8.2

Japanese Green Tea(煎茶) IPA”for the JAPAN RELIEF、テイスティング・レポート

2011年07月06日付けのコラムで紹介した、「Japanese Green Tea(煎茶) IPA”for the JAPAN RELIEF」。

7/29(金)午後5時から「タップルーム」各店で生樽が繋がれました。http://bairdbeer.com/ja/blog/archives/3071

以下、テイスティング・レポートです。

【まず、はっきりとしたホップのアロマとフレーバー、そして苦味を感じます。
飲み終わると「日本茶販売店の前を通った時」を思い出させる残り香、そして鮮烈な苦味が広がります。モルトの香ばしさとあいまって”焙じ茶”を連想させる味わいを探し出すことが出来ます。
加えられた原料は煎茶ですが、モルトとの関係で”焙じ茶”のキャラクターを感じたことは非常に興味深い結果です。
全体的な印象としては、「フレーバリー・ビールのカテゴリーではなく、あくまでもIPAのスタイルを貫いている」と感じました。】

以下は、「Japanese Green Tea IPA」の醸造風景やトシ・石井氏(イシイ醸造所)Mitch Steele氏(ストーン醸造所)Bryan Baird氏(ベアード醸造所)のメッセージが編集された動画です。先日もアップしましたが改めて再掲載します。
3人の熱い思いが伝わってきます。

http://www.youtube.com/watch?v=VvosvdWfmas

http://vimeo.com/26280394

なお、中目黒「タップルーム」のブログによると『そして私達はこのビールの全売上をALL Hands ボランティアチャリティ団体へ寄付します』と発表されています。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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