一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

【募集!】 7/9(土)カスケードの原種、「ゼウス」摘み&ビアへるん工場見学!

島根ビール株式会社(ブランド名:ビアへるん)は7/9(土)に毎年恒例のホップ摘み&工場見学を実施します。

カスケードの原種であるゼウス

毎年9月下旬にゼウスビターというビールが限定販売されているのをご存知でしょうか?このビールを醸造しているのがビアへるんです。

ゼウスビターには商品名にあるゼウスというホップが使用されています。ゼウスは現在使用されている人気ホップの1つであるカスケードの原種で、アメリカでは既に商業ベースでは生産されなくなっているホップです。

カスケードの原種、ゼウス。今となっては貴重なホップ。

カスケードの原種、ゼウス。今となっては貴重なホップ。(写真は昨年のもの)

今年のゼウスはどうだ!?

ビアへるんでは今では希少となったゼウスを自家栽培しています。ホップは夏の平均気温20℃前後が栽培に適していると言われ、ビアへるんの所在地松江では夏の平均気温が26℃を超えるため、ホップの生育が難しい環境です。

なぜ、ホップ栽培に適しているとは言えない環境で自家栽培を行うのか。矢野社長に訊いてみると「『やってみたい!』がスタートです。平地におけるホップの自生南限は長野県といわれており、駄目もとでスタートしました。元々、南限以下で栽培条件も悪い場所なので、他社と同じものを作ってもつまらないということでゼウスを選びました。当然、神々の国しまねということも理由です」と教えてくださいました。

毎年、試行錯誤をしながらデータを蓄えています。現在はアルファ酸などの苦味の量は品質的に良いが、1株あたりの収穫量が半分程度でかなり効率が悪い状態と言います。対策として水のやり方、選定の時期、雑草対策、肥料のやり方、土の作り方などを工夫し、量産に励んでいます。

毎年、データを取りながら良質なホップが量産できるためには日々の観察が欠かせない

毎年、データを取りながら良質なホップが量産できるためには日々の観察が欠かせない(写真は昨年の作業の様子)

自分が摘んだホップがビールになる喜び

昨年は筆者もこのホップ摘みを体験させていただきました。実際にホップを摘みながらビールの原料がどのようになっているのかを体験する素晴らしい時間になりました。もちろん、ホップを摘みながら矢野社長によるホップ講座が聞くことができます。

摘んだホップは後日、仕込みに使用されます。自分が摘んだホップがビールになるのはとても感慨深いものがあります。飲むときにはいつも以上に美味しく感じることと思います。

摘んだホップは後日、仕込まれ、ゼウスビターの原料となる。

摘んだホップは後日、仕込まれ、ゼウスビターの原料となる。

その他にも見どころたくさん!

今回はホップ摘み以外にもビアへるんの工場見学やお疲れさまビールが振舞われます。ビアへるんのこだわりを知る絶好の機会です。「どんな原料が使われているのか?」、「どんな風に仕込んでいるのか?」この機会に直接、色々と聞けるまたとないイベントです。

今回はホップ摘みだけではなく、工場見学や昼宴会もある。ここだけでしか聞けない話も飛び出すかも?

今回はホップ摘みだけではなく、工場見学や昼宴会もある。ここだけでしか聞けない話も飛び出すかも?(写真は昨年の様子)

今年の夏休みはビアへるんで、ビールの世界に触れてみませんか?

※事前の天候次第では当日、ホップが摘めないことがございます。その際は内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。ホップ摘み体験時は蔓の棘が刺さる場合があるため、長袖と軍手をご用意ください。また、宿泊を希望される方はご自身でホテルを予約ください。

 

◆ビアへるん ホップ摘み&工場見学イベント

日時:7/9(土)10:00~14:00を予定

場所:島根ビール工場前(〒690-0876 島根県松江市黒田町509-1)

費用:現地までの往復交通費、昼食代

お問い合わせ:島根ビール株式会社 矢野(TEL 0852-27-8355 E-mail beer@shimane-beer.co.jp

ゼウスビターゼウスホップビアへるん島根県

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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こぐねえ(木暮 亮)

ビアジャーナリスト