[イベント]2018.8.19

ビール片手に旅へ出よう:4[栃木クラフトビアフェスタ2018 体験レポート]

旅先でご当地グルメとビールを楽しむ。ひとたび地元の皆さんと乾杯すれば、素敵な輪が広がり忘れられない思い出となる。そんな旅行で一度は訪れたいスポットの情報を発信してまいります。今回は栃木県宇都宮市で開催された「栃木クラフトビアフェスタ2018」についてご紹介します。

・ビールをもっと身近な存在に
7月20日から22日にかけて、宇都宮オリオンスクエアにて「栃木クラフトビアフェスタ2018」が開催されました。今年で9回目を迎える同イベントでは、栃木県内のブルワリーが一堂に集まる他、海外産のビールを取り扱うブースも出店し、国内外のクラフトビールを楽しむことができます。
私が訪れた7月21日は35度に迫る猛暑の中、昼間からビールやご当地グルメを買い求める多くの来場者で賑わい、気温に負けず劣らず熱い盛り上がりをみせていました。会場はテーブルを中心に座席が豊富に用意され、座ってゆっくり、スタンディングで気軽に1杯など思い思いに楽しめる空間となっています。ビールを取り扱うブースは11店舗出店し、国産、海外産を含む数多くの種類を一度に味わうことができます。各ブルワリーが提供するオリジナルビールの中には、ネーミングや副原料で飲み手の想像力を刺激する種類も多く、ビール片手に感想を共有して自分の好みにあった1杯を探す来場者の姿が印象的でした。栃木県には個性が際立つブルワリーが数多く存在する中で、同イベントはビールが持つ多様性や面白さと触れあえるのも魅力の一つであると思います。

栃木クラフトビアフェスタ2018 オリジナルグラス

 

・栃木クラフトビアチャレンジ2018
同イベントの連動企画として、「栃木クラフトビアチャレンジ2018」も同時開催されました。「あなたが飲みたいビールを栃木の職人と一緒に造ろう‼」をコンセプトに、今回は115通の応募の中から選ばれた7チームが、各ブルワリーの代表者と一緒に仕込みを実施。完成品を会場にて販売し、来場者による人気投票でグランプリが決定されます。

参加チームは以下の通りです。

細田 央 氏 (Nikko Brewing)×こだわりの塩の会
森のおみやげ [どんぐりとナッツを使用したエールビール]

ブルワリーブース:Nikko Brewing

須藤 克支 氏 (murmur)×うしとら
焼きまんじゅうスタウト[焼きまんじゅうの風味を再現したスタウト]

ブルワリーブース:Murmur“biiru”stand

梶山 紀光 氏 (プレストンエールブルワリー) ×Yuma’s Smile!!!
Queen Sunset ale [ベリーを使用したエールビール]

ブルワリーブース:プレストンエール

小林 裕也 氏 (うしとらブルワリー)×緑だってはじけ隊
夏いぜ!!~塩はちみつレモン~[塩とはちみつレモン漬けをイメージしたエールビール]

ブルワリーブース:うしとらブルワリー

中尾 真仁 氏 (BLUE MAGIC)×チャックとピッコロ
バーモンドビール[りんごとはちみつを使用したエールビール]

ブルワリーブース:BLUE MAGIC

横須賀 貞夫 氏 (栃木マイクロブルワリー)×日光八木澤ファーム
天使のたくらみ♡ [ハバネロを使用したエールビール]

ブルワリーブース:栃木マイクロブルワリー

吉清 邦夫 氏 (ろまんちっく村クラフトブルワリー)×ホッチ
雷サマー剣士ダイジのIPA[ライ麦とライムを使用したIPA]

ブルワリーブース:ろまんちっく村クラフトブルワリー

チャレンジビールの情報は開催前から同イベントのSNSにて定期的に発信され、チームの想いやブルワーのコメント、仕込みの様子などを事前に確認することができ、新たなビールとの出会いに想像を膨らませながら、ワクワクした気持ちで当日を迎えました。
実際に各ビールを飲んでみると、ネーミングからはエンターテインメント性が感じられ、味わいの中に見える個性は飲み手を楽しませようという魅力に溢れて、なにより携わった皆さんの楽しんでいる姿が目に浮かぶようでした。今回のグランプリは「中尾 真仁 氏 (BLUE MAGIC)×チャックとピッコロ:バーモンドビール」でした。皆さんの「こんなビールが飲んでみたい」という熱い想いが実現し、多くの来場者と自分が仕込んだビールで乾杯。そんな夢のような体験は一生忘れられない思い出となるでしょう。

会場内に設置された投票箱。3日間の得票数でグランプリが決定します。

 

・おわりに
来年の開催で10回目の節目を迎える栃木クラフトビアフェスタ。会場には栃木県のビール文化を一度に満喫できるとても贅沢な空間が広がり、その魅力に触れると「次は実際に現地を訪れて飲んでみたい」と思わずにはいられない素敵な雰囲気を感じました。皆さんも新たなビールとの出会いを求めて会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

神山 タクロウ

ホップ栽培コーディネーター/ビアテイスター

ビールが繋ぐ縁に魅せられて…日本全国旅ビール生活→岩手県遠野市でホップ栽培・ビール醸造を学ぶ。2021年からは同市でホップ栽培コーディネーターとして活動を開始。ビールの里 遠野からビール×農業の魅力を伝えます!【Japan CraftBeer Museum】の実現に向けて全力で!!

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