[イベント]2012.7.18

ビール醸造博物館(ピルゼン)

プルゼニュスキー・プラズドロイ(ピルスナー・ウルケル)醸造所を出て、今度は同じくプルゼニュにある、ビール醸造博物館に向かいます。
近いと思って歩き出したものの、なかなか目的地にたどり着くことができず、途中で地元の人や警察官に道を尋ねますが、あまり知られていない様子。
結局たどり着くまでに30分近くかかってしまいました。

受付で入館料100コルナを支払うと、「あなたは日本人?」と聞かれたので、「そうです」と答えると、日本語のパンフレットを渡してくれました。
このパンフレットにしたがって進んでいけば簡単です。
実は醸造所で支払った撮影代100コルナはここでも共通なので、緑のカメラシールを見せればここでも撮影することができます。

15世紀の製麦所を改装して造られた博物館では、プルゼニュでのビールの歴史や醸造についての資料を見ることができます。
かなり盛りだくさんなので、しっかり時間をとって訪れたほうが良い感じです。
(僕は時間がなかったのであわてて回ってしまいました)

もう帰りの列車まであまり時間がなかったのですが、入館料に含まれている、しかも無ろ過のピルスナー・ウルケルをどうしても飲みたくて、併設のレストラン、「ナ・パルカーヌ」へ。

店内の様子。
平日の昼間なのにかなりにぎわっています。
カウンター席を確保していざ。

ここで飲むことのできる無ろ過のピルスナー・ウルケルは最高でした!
さっきの醸造所での雪辱を晴らすことができました。
まだゆっくり何杯も楽しんでいたい、と思いましたが、列車の時間がギリギリです。
1杯飲み終えるとダッシュで駅に向かいます。

本来、写真を撮ってる場合ではありません!
なんと駅に着いたのが発車の時刻ギリギリ。

女性の駅員さんに言うと、乗る予定の列車の車掌に無線連絡してくれ、なんと間抜けな日本人のために待っていてくれました。
列車に飛び乗った瞬間にドアが閉まって発車!
いやー、ありがたかったです。
プルゼニュ駅の駅員さん、すいませんでした。

ここまで全力疾走したのも本当に久しぶり。
しばらく息が上がったままでした。

ビール博物館ピルスナ・ウルケルピルゼンプルゼニュプルゼニュスキー・プラズドロイ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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