[イベント,ビアバー]2022.6.30

「ニユートーキヨー Brauhaus」で至極の一杯と一緒に創業記念メニューを楽しもう!

2022年に創業85周年を迎えた「ニユートーキヨー」。7月1日より創業記念セットが「ニユートーキヨー 数寄屋橋本店1階『Brauhaus』」で販売されます。

今回は、記念メニューの紹介とともに歴史をお伝えします。

サロンのようなビヤホールから戦争を経てカジュアルなビヤホールへ

東京・銀座にある数寄屋橋に「ニユートーキヨー(当時はニユー・トーキヨー)」が誕生したのは、パリ万博の開催や日中戦争が始まった1937年。函館で海産物問屋を営んでいた森新太郎さんにより開業したビヤホールです。ビールの美味しさに惹かれて始めた森さんでしたが、最初は銀座でなく新宿で開業しました。しかし、ビヤホールが似合う街は銀座と考え、「ニユートーキヨー」をオープンさせます。

オープン後は、近くの大手企業で働く人や新聞社の記者、作家やアーティストも利用してビヤホールというよりサロンのような場所だったといいます。

会話を楽しむ場として親しまれていた「ニユートーキヨー」。しかし、その後の戦争によりビヤホールは経営が許されない状況になり、終戦後はしばらく進駐軍に接収されます。

接収が解除されて、一般客がビールを楽しめるようになったのは1950年。以前のように多くの人が訪れる場所となりますが、戦後はカジュアルにビールを楽しむ場として親しまれるようになっていきます。

ニユートーキヨー数寄屋橋本店」の内観。開業当時の建物は再開発により2015年に閉店。2年後に「ニユートーキヨー数寄屋橋本店」が現在の場所にオープンしている。【画像提供/ニユートーキヨー】

三位一体の「ニユートーキヨーバランス」で提供される絶品ビール

「ニユートーキヨー」のビールといえばスイングカランと呼ばれるビールサーバーからの1度注ぎです。

しかし、美味しいビールは、注ぎ方だけで実現しているものではありません。

「ニユートーキヨー」では、伝統、温度、鮮度を遵守した「ニユートーキヨーバランス」と呼ばれる独自の理論で、ビール本来の旨味が楽しめる“至極の一杯”を提供しています。

まず、伝統は専属の注ぎ手による技術の伝承です。スイングカランの注ぎ口から速いスピードで抽出されるビールを反時計回りにグラスに沿わせて回転させて炭酸を程よく抜き、自然と泡をつくり上げることでマイルドな味わいに仕上げています。

次が温度です。ビールは繊細なお酒です。温度変化によるストレスをできる限り少なくするため、「ニユートーキヨー」では工場から直接出荷されたビールを厳格に温度管理された専用の冷蔵庫で保管。そこからカウンターのビールサーバーに直接送ってビールを注いでいます。そして、提供するビールとグラスの温度を6℃に徹底管理して提供しています。

最後は鮮度です。グラスとビールサーバーのホースの洗浄や開栓状況、ガス圧の管理、注ぎ上げと提供までの時間などを定めて鮮度を落とさないようにしています。

飲食店の保管状態や提供方法の努力で美味しいビールは提供されている。【画像提供/ニユートーキヨー】

創業当時のメニューも再現した85周年記念セット

今回の創業85周年記念セットでは、「ニユートーキヨー」でしか飲めないビールや復刻メニューが味わえます。

セットの内容は、「サッポロ生ビール 黒ラベル(以下、黒ラベル)」「プレミアム ヴァイツェン」とフード3品(ラムのスペアリブ、ラムのカルパッチョ風、ほぐし干鱈)です。

創業記念セット(税込1,650円)。

「黒ラベル」は、スイングカランによる1度注ぎでモルト由来のクリスピーな香りやホップ由来の苦味が楽しめます。もう1つの「プレミアム ヴァイツェン」は、「ニユートーキヨー」限定のビールで、ヴァイツェン特有のバナナ香などフルーティーな香りが楽しめる無濾過ビールです。ボディは重すぎず、軽やかなので軽快に飲めます。

「ラムのスペアリブ」は、「黒ラベル」で一晩漬け込み、特製のタレでマリネしています。凝縮したラムの旨味が味わえる一品です。「ラムのカルパッチョ風」は、ラムを低温調理。柔らかくジューシーな味わいです。「ほぐし干鱈」は、創業当時のメニュー。2時間水抜きをして網焼きをした鱈を1つ1つ手作業で平らにして解しています。

今回、一足先に試食をさせていただいたのでレポートしたいと思います。

ラムのスペアリブ

甘めのタレとラムの相性が抜群。程よい弾力で噛むと肉の旨味が増します。「黒ラベル」と合わせるとラムの脂やタレを流してくれて後味がスッキリし、「プレミアム ヴァイツェン」を合わせるとラムの香ばしさを引き立ててくれました。

ラムのカルパッチョ風

スペアリブと一変、あっさりしたとラムを味わえます。「黒ラベル」と合わせてみるとモルト風味を引き立ててくれ、「プレミアム ヴァイツェン」を合わせると、ラムの香ばしい風味を引き立ててくれました。たまねぎがビールの苦味をちょっと増してくれる感じも。

ほぐし干鱈

噛んでいくと旨味と塩味が増してきます。「黒ラベル」では、鱈の風味を引き立てくれます。昭和な感じを思い出させてくれるペアリングです。「プレミアム ヴァイツェン」は、ビールの甘みが強く感じられ、よりフルーティーな味わいが楽しめました。

料理はワンプレートで提供されるので1人で食べきるのにちょうどいい量です。1人飲みのおつまみにもぴったりです。

こちらの記念メニューは、「ニユートーキヨー 数寄屋橋本店1階『Brauhaus』」限定での提供となります。2017年に登場した「Brauhaus」は、昭和のビヤホールのスピリットを継承しながら、今の時代の解釈で展開する新コンセプトのビアパブです。カウンター席が人気で、1人でも気軽に立ち寄ってビールが楽しめます。

お店は東京メトロ銀座駅や日比谷駅のほか、JR有楽町駅からも近い場所にあります。仕事を頑張った自分へのご褒美に、週末の買い物のついでに。今しか楽しめない美味しい料理とともに職人が注ぐビールを味わいに行ってみてください。

ニユートーキヨー数寄屋橋本店1階 Brauhaus 概要

住所:東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町1F

電話:03-6264-6538

営業時間:月曜日~木曜日 16:00~22:00(ラストオーダー21:00)金曜日 16:00~23:00(ラストオーダー22:00)土曜日 15:00~22:00(ラストオーダー21:00)

定休日:日曜・祝日

ウェブサイト

 

ニユートーキヨー
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

この記事を書いたひと

こぐねえ(木暮 亮)

ビールコンシェルジュ/ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは4000種類以上(もう数え切れません)。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」「うちの逸品いかがですか?」「Beerに惹かれたものたち」「ビール誕生秘話」「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

●音声配信アプリstand.fmで、ビールに恋するRadioを配信中
Apple PodcastSpotifyでも聞けます。

【メディア出演】
<TV>
●テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」
<ラジオ>
●TBSラジオ「鈴木聖奈LIFE LAB~○○のおじ様たち~」
●JAPAN FM NETWORK系列「OH!HAPPY MORNING」
<雑誌>
●週刊プレイボーイ(2019年2月11日号) ●DIME(2019年4月号)●GetNavi(2020年2月号) ●週刊朝日(2020年6月12日増大号)●食楽(2020 SUMMER No,116)●週刊プレイボーイ(2020年12月28日号)●週刊大衆(2021年4月19日号、2021年7月12日号、2022年6月20日号)●BRUTUS(944号 2021年8月15日号)
<Web>
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