[イベント]2013.4.17

スペインでビール(2)

前回の続きです。

今日はマドリッドを離れ、車で2時間ほどの町、クエンカへ。

プエルタ・デル・ソル。
スペインのど真ん中、0km地点の表示があります。
中央にはカルロス3世の騎馬像。

地下にはソル駅があります。
ここから電車でアトーチャ駅まで。

マドリッドのターミナル駅、アトーチャ駅。
ここは2つの建物から成り立っており、出ている列車も違います。
写真は、アトーチャ・セルカニアス駅。
まるで植物園みたいです。

ここで頼んであったレンタカーをピックアップ。
だだっ広い荒野、丘陵が続く道を2時間弱でクエンカに到着。
クエンカは世界遺産にも登録されています。

「魔法にかけられた町」と呼ばれるクエンカ。
町は2つの川に挟まれた岩の上に位置しており、周りは断崖絶壁!

ここが有名な「宙づりの家」。
14世紀に建てられ、市庁舎としてつかわれていたそう。
現在は美術館になっており、レストランもあります。
しかし恐ろしい建物です。

ちょうど食事の時間なのでマヨール広場へ。
日曜日だからか、お祭りのような賑わい。

広場に面した、プラサ・マヨールというレストランへ。
手前がバル、奥がレストラン、という造りですが、ものすごい人混みで中に入るのも一苦労。
なんとか奥まで進んで注文しようとすると、「今日の料理は売り切れだよ!」とのこと。
がっかりです。

仕方がないので隣のバルへ。
ここも混雑していましたが、なんとか場所を空けてもらい中へ。
ここではアムステル(オランダのビール)の生をいただきます。
他のお客さんが飲んでいるのは、Estrella(エストレージャ)のボトルが多かったですね。

ここではビールとタパス3種類ほど頼んで、なんと19euro。
昨日の闘牛士バルの一皿分でした。
きっと観光地価格だったんですね。。。

クエンカの奥の方から下の方を見た写真。
本当に素晴らしい、絵のような眺望。

かつて修道院だった建物を改装して造られたホテル、パラドール・デ・クエンカ。
もともとここに宿泊するはずだったのですが、日程の都合でキャンセル。
実に素晴らしいホテルだったので、必ずもう一度泊まりで訪れたいと思いました。
夜にはライトアップされた宙づりの家が見られるそうです。

※前回リツイートしてくださったどなたかが、スペインでビアが通じなかった、と書かれていましたが、スペインではご存知の通り「セルベッサ」と言います。
スペインではほとんどの場所で英語が通じずとても驚きました。

アムステルクエンカ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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