[テイスティング]2014.8.4

【シリーズ☆鳥取のビール事情】ビールサーバーをレンタルして家でドラフトを飲んだのでレポート

サーバー自宅鳥取

鳥取にて大人数で飲み会をする。これはちょっとした騒動である。なぜなら、究極の車社会だから。こちらに来てびっくりしたことの一つに、飲み会の大イベント化がある。電車社会の東京では飲む5分前に、「じゃあ、みんなで飲もっか」→「あ、そこの店入れそうじゃん」→「行こう行こう!」と飲み会が始まることがよくある。ところが、車社会ではそんなことは基本的にありえない。事前に日時と会場をしっかり決めたうえで、当日の朝に誰が誰を拾って出社し、仕事が終わった後、会場までは誰が誰の車で誰を乗せて運転し、誰が代行を使い、翌朝も誰が誰を拾って会社に行くか?をしっかり考えないといけないのだ。

ホワイトボードまで使って、当日と翌日の車と人の完璧な流れを考えている上司の姿を見て、僕は「飲み会ってこんなに大変なことだったのか…」と打ち震えたことを覚えている。

少人数だとしても代行を頼むと高いし、たとえ汽車(汽車なのである!)を使って帰っても最寄駅からの足を考えなければならない。当然、外で飲む機会は激減する。そうなると、ビール好きはどうなるか。間違いなくドラフトビール欠乏症に陥る。そこで、考えた。家でドラフトを飲めばいいのではないか、と。実は世の中の多くの酒屋さんは、樽を買えばビールのサーバーを貸出してくれる。僕はドラフトビール欠乏症の体で酒屋へ向かい、10リットルの樽一本を買うとともに、瞬冷サーバーのレンタルに成功した(探せば自宅まで配達してくれる酒屋さんもある)。

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青く澄み渡る日本海で寄り道して帰宅。早速設置である。

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ちなみに、この日は飲む(使用する)前日。電気を使う瞬冷サーバーの場合、24時間前から電源を入れていたら真夏でも間違いなく冷える。前日にやることは非常にシンプル。サーバーを置いて、中に水を入れて、電源を入れる。これだけである。

そして、翌日。サーバーの中のコイル周辺に氷ができていることを確認し、セッティングに入る。

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「サーバーのセッティング」と言うと、まるで飛行機のコクピットのあの複雑な計器類を操るがごとく難しいのではないか?と思う人がいる。が、そんなに複雑ではない。樽の上に取り付けるやつ(上写真参考。ヘッドという)から出ている2本の線(白と緑)を白はサーバー本体、緑を炭酸ガスにつないで、ヘッドを下方向にカチッとセットするだけである。

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最も飛行機のコクピット感を醸成している炭酸ガスのメモリも恐れる必要はない。大元のバルブをゆっくりゆるめ、サーバーの上やマニュアルなどに書かれている目安の数字に合わせればOK。

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液垂れ受けやタオル、念のための桶などを用意すればセッティング完了。あとは来客を待つばかりである。

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お客さんが集まったらサービング。一応説明すると、コックを手前側に傾けるとビールが出て、奥側に傾けると泡が出る。さあ、自宅にてドラフトビールで乾杯できる最高の瞬間である。

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「美味しい!!」という声が飛び交ったのは言うまでもない。

最後に、金額についても触れておきたい。酒屋次第、樽の銘柄やサイズ次第なので、あくまで今回のケースに限って言うと、樽代(アサヒスーパードライ10リットル)で6819円(樽返却時にー1000円)、レンタル料500円。つまり、10リットルで6359円。飲む人数で割ればそれほど高くなく、むしろ「ビールのサーバーがあるから生が飲めるよ!」という「キャビアをたくさん用意したよ!」「ジョージ・クルーニー呼んだよ!」レベルのものすごい引きを提供してくれていることを考えれば、激安とも言えると思う。

結論。ビールを愛する人はビールサーバーを借りて、家でドラフトが飲めるハッピーをみんなに提供してみましょう!ただ美味しいビールが飲みたい、という一心で起こした行動が友人や家族に感謝されることってなかなかありません。

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この記事を書いたひと

矢野 竜広

ビアジャーナリスト

東京から鳥取に移住したフリーライター、ビアエッセイスト。
ビール好きが高じて、『ビールの図鑑』(マイナビ)の
執筆に携わり、さらには地ビール会社にも勤務。
ビールがある人生の素晴らしさを迷文で発信している。

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