[メディア掲載]2024.1.13

醸造技術オンラインセミナー「学ビアVol.02」2/7(水)開講

2022年4月に発足し、当会(JBJA)も発起団体として協力している日本クラフトビール業界団体連絡協議会(以下/略称:クラビ連)では、2024年2月7日(水)に醸造技術オンラインセミナー「学ビアVol.02」(まなびあ)を開催します。

これは、クラビ連の目的の1つである「日本のクラフトビールの品質向上のため知見を共有・交換する」という観点から企画されたコンテンツで、今回もZOOMを使ったオンライン講座として開講されます。

「第1回学ビア」は大好評!

昨年(2023年)1月に行われた「第1回学ビア」は大変好評で、すぐに満席となりました。 終了後より次回開催の問合せが相次ぎ、この度第2回目を実施する運びとなりました。

illustration/©イソガイヒトヒサ

学ビア開催の背景

現在、日本のビールシーンでは、ビール及び発泡酒の製造事業者が急増しています。しかしビール醸造に関する知識を学べる所や技術を習得できる場所が限られているのが現実です。

さらに、新型コロナウイルスの影響や急激な事業者の増加により、事業者(ブルワー)同士の繋がりも希薄になっています。

そこでビール醸造の基礎を学びより実践的なノウハウをグループワークを通して学ぶことを主眼においたオンラインセミナー「学ビア」が実施されることとなりました。

受講対象者

  • 全国のクラフトビールメーカーに務めるブルワー(仕込み量200L以下の小規模醸造者)
  • 今後、具体的にブルワリーの立ち上げを計画されている方

※仕込み量200L以上の方も受講頂けますが、小規模事業者様の受講を優先されるとのこと。

講師紹介

※ワールドビアカップ受賞時のもーりー氏(写真中央)

講師:森田 正文(もーりー)/㈱ヤッホーブルーイング 趣味:庭いじり・山野草 略歴: 2008年 ㈱ヤッホーブルーイング入社 2012年 醸造ユニットディレクター 2018年 需給ユニットディレクター(兼務) 2019年 現職:製造部門統括GD

実施概要


学ビアオンラインセミナースケジュール 実施日:2024年2月7日(水)

9:00〜10:00 チェックイン

  • 主催者紹介
  • 研修の目的、背景、進め方
  • グループワーク(30分)

10:10〜10:40 醸造の学び方、概念

  • 学びのピラミッド
  • 学習ソースの紹介

10:50〜12:00 ブルワリーにおけるHACCP

  • 重要性の理解
  • HACCPの考え方
  • 危害要因分析をしてみよう

13:00〜15:20 醸造工程と最重要管理ポイント ※途中休憩あり

  • 洗浄(CIP、湯殺菌)
  • 原料管理とミリング
  • 仕込み
  • 発酵管理
  • 容器詰め

15:30〜16:15 オフフレーバーの種類と制御

  • 代表的なオフフレーバーの紹介と抑制

16:20〜17:00 チェックアウト

  • まとめ
  • 振り返り(気づき、得た事、疑問点、これからどうする)
  • 総合質疑、議論

17:00〜18:30 懇親会(任意参加)

※やむを得ない事情でタイムスケジュールが変更になる場合もあります。ご了承ください。


理想のビールへ向けた第一歩

ビール醸造に関して、こんなお悩みありませんか?

なにから勉強したらよいか分からない… どこに情報があるか分からない… 何を信じたら良いか分からない… 何が問題か分からない…

学ビアのコンセプトは、ブルワー同士で一緒に考えビール醸造のスキルアップを目指し、より品質の良いビールをファンの皆様へ届けるというもの。 同じような悩みを持つブルワーの皆様、ぜひ学ビアの門を叩いてみてはいかがでしょうか?

詳細案内ページ
学ビアウェブサイト:https://0423craft.beer/manabeer-2nd/

学ビアへのお問い合わせはこちらのリンクからお願いします。

クラビ連ビールセミナー学ビア醸造セミナー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

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JBJAは、ビールに対するオピニオンや情報を発信する者たちの協会です。
「ビールの造り手、供じ手」と「消費者」を繋ぐ「伝え手=ビールの応援団」になるべく、そしてビールを普遍的な文化にすべく、活動しています。
現在、ジャーナリズムの概念は多様化しており、文章だけでなく写真や動画、パフォーマンス、イベントの企画など多方面に広がっており、これらを私たちは網羅します。
「ビアジャーナリスト」という呼称は、JBJAが商標として登録しているものではなく、誰もが自由に使える呼称です。当会に参加している各人は自らの考え方を持っており自立しています。その責任は各ビアジャーナリスト本人に委ねられています。

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