[イベント]2015.9.16

西池袋にBeer & U.K.ミュージック店「NONSUCH」オープン

2015年9月5日、リアルエールとU.K.ロックに力を入れるビアパブ「NONSUCH(ノンサッチ)」がオープンした。池袋のロックバー「OASIS」、ビア&ライブ店「Ale House」に続く、有限会社エールハウスが運営する3店舗目だ。
内観 (6)

カウンターの向こうに4つのタップを揃えるが、2基はハンドポンプで提供するリアルエールで、うち1基は窒素を加えるハイブリッド型だ。ハンドポンプで提供するのは「いわて蔵リアルエール」(850円、ハーフ650円)と週替わりのリアルエール(850円〜、ハーフ650円)を予定している。オープニング記念として、いわて蔵ビールとコラボレーションしたシナモンを使ったブラウンエール「My brown guitar」(900円、ハーフ700円)をオリジナルエールとして醸造した。樽生ビールは定番として「フラーズ ESB」(800円、ハーフ650円)を提供するほか、週替わりのゲストビールを用意する。

一度ハンドポンプでビールを注ぐと下部に位置するシリンダー内部にビールが残るため、温度変化が起こりやすくビールの劣化を招いてしまう。NONSUCHではビールサーバーの冷蔵部をせり上げる構造にすることでシリンダーまで冷やし、ハンドポンプの温度管理を徹底させている。
単品_6

フードは、和風と洋風の二種類が日によって変わる「牛すじのエールビール煮込み」(850円)、鮭とほうれんそう入りのホワイトソースフィルにジャガイモでフタをした「フィッシャーマンズパイ」(850円)、2、3種類が週代わりで楽しめる「今週のピクルス」(500円)など。
単品_2

店長は、エールハウス出身の鈴木規文さん。レコード店での勤務経験を持ち、U.K.ロックへの造形も深い。店名の「NONSUCH」は、イギリスのロックバンド、XTCの同名アルバムタイトルからとったもので、「比類なきもの」という意味を持つという。「比類なき一杯のビール、一曲、笑顔との出合いを提供したい」(鈴木店長)。店内では1960年代のローリング・ストーンズ、1970年代のXTCやTレックス、1980年代のスティング、スミス、90年代のオアシスなど、鈴木さんがセレクトしたUKミュージックが楽しめる。今後、DJブースを使ったイベントも予定しているとのこと。

NONSUCH(ノンサッチ)
住所:東京都豊島区西池袋5-1-6 矢島ビル2F
電話:03-3981-4811
席数:25席(カウンター8席、テーブル15席、ソファ2席)
営業時間:月〜土 19:00〜28:00

NONSUCH店舗

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。