[イベント,コラム]2017.11.12

【ビールのある場所】ベルギービール専門店「BEER BOUTIQUE KIYA」(名古屋)

ベルギーベルギービール名古屋

全国のベルギービールファンには通販サイト「ベルギービールJAPAN」でもおなじみ、名古屋の老舗ベルギービール専門店「木屋」が11月4日、「BEER BOUTIQUE KIYA」へとリニューアルオープン。名古屋に新たなビア名所が誕生した。

「BEER BOUTIQUE KIYA」としてリニューアルオープン

ベルギービールの通販サイト「ベルギービールJAPAN」やビールの自社輸入を手掛ける「木屋」は、江戸時代後期より岐阜県笠松市で醤油などの醸造メーカーとして創業。明治23年に販売拠点を名古屋に構えたのが現在の店舗のはじまりだ。

4代目社長の三輪一記さんは日本酒やワインを扱う傍らベルギービールに魅せられ、その世界へ傾倒していく。
こうして”ベルギービールの木屋”が誕生した。

そしてこのたび、「木屋」が装いも新たに「BEER BOUTIQUE KIYA」としてリニューアルオープン。11月4日にはオープニングイベントが行われ、100人を超えるベルギービールファンが新店舗を訪れた。

KIYAの歴史がアーカイヴされたモダンな空間

店舗移転を果たした「BEER BOUTIQUE KIYA」は内装も一新。作り付けの非可動式の棚にはずらりとボトルが並び、店舗奥には空冷式タワーサーバーが輝く。

「ビールを陳列するのに、融通の効かない棚がかっこいいと思い非可動式の棚を作ってもらいました」と目尻を下げる三輪さん。サーバーから注がれる樽生のベルギービールや、購入したボトルをその場で開栓してゆったりと飲めるあたたかみあるテーブルもこだわりのポイントだ。

2階は「木屋」の創業当時の資料やベルギービールの書物を配した、ライブラリーのような空間。こちらでは、三輪さんが代表理事を務める日本ベルギービールプロフェッショナル協会主催のセミナーを開催するほか、いずれは趣味のグループやワークショップなどの貸切スペースとして提供する予定だという。

三輪さんのこだわりとともに、店舗の随所に残る昔ながらの「木屋」の面影は、「建築によって歴史を書き換えるのではなく、アーカイヴする」(店舗デザインを手掛けた本間智美さん)ことをテーマにデザインをした結果なのだそう。故きを温ね新しきを知る、伝統と革新を大切にするベルギービールそのもののようだ。

この時代に敢えて「店舗」を大切にする意味合い

現代は実に便利な時代だ。どこにいながらにしても、インターネットでビールを買い求めることができる。実際に「木屋」でも、売上の9割を通販サイト「ベルギービールJAPAN」が占めているという。

そうした時代に敢えて実店舗を大切にする意味合いとは。

振る舞いビールを注ぐ三輪さん

この日、新店舗に所狭しと詰めかけたベルギービールファンが三輪さんに祝福の声をかけ、ビールを美味しそうにコクリとやりながら話に花を咲かせ、新しいKIYAの内装に目を輝かせる姿を見ていると、上のような問いにも自ずと答えが出る。集える場所、会いに行ける場所、心からくつろげる場所。ベルギービールを思い思いに”体験できる”という価値が、そこにある。

「BEER BOUTIQUE KIYA」では、ボトルの値札に付けられたQRコードを読み込めば、店頭にいながら通販サイト「ベルギービールJAPAN」で買い物をすることができる。遠方からKIYAを訪れ、「お土産に買って帰りたいけど荷物になるし…」という方も、店頭で試飲して気に入ったボトルを通販サイトで決済すれば、後日宅配で自宅に届けられる。

名古屋へビアライゼの際はぜひ立ち寄りたい新名所だ。

【BEER BOUTIQUE KIYA】
住所:〒460-0002 名古屋市中区丸の内3丁目8-2 木屋丸の内ビル
営業時間:月−金 12:00-19:00 / 土 12:00−18:00
定休日:日・祝
アクセス:名古屋市営地下鉄桜通線「久屋大通駅」1番出口から徒歩6分
URL:http://kiya.Nagoya/

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宮原とも子

この記事を書いたひと

宮原とも子

ビアジャーナリスト/ビアライター

1979年、愛知県の自然豊かな山あいの里に生まれる。大学進学をきっかけに京都で十数年を過ごしたのち、UKロックとウイスキー好きが高じてイギリスへ。1年間の遊学中にイングリッシュ・エールとパブ文化の虜となる。帰国後、出産を機にフリーライターとなり、お酒、旅行、ビジネスコンテンツなどをウェブメディア等で執筆中。ビールを介して出会う人、場所、物語を通じて、「ビールは楽しい」を伝えていけたらと思っています。

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