[イベント]2010.11.10

ブラウンビール

ブラウンビールベルギービールリーフマンスレッドビール

今回は先週ご紹介したレッドビールと兄弟のような関係のブラウンビールをご紹介します。
ブラウンビールは甘酸っぱく複雑な味わいのビールでレッドビールと似たものも多いですが、レッドビールが大きな木の桶で熟成されるのとは違い、金属のタンクで熟成されます。
またその多くが東フランドル州で造られています。

かつて、冷蔵技術が発達するまでは寒い冬の間だけビールを造っていました。
夏の間は貯蔵するのみで、やがて秋になると熟成して味が乗ってきます。
(なんか日本酒のひやおろしに似てます。)

この間に酸味や旨みが生まれるのですが、ここにさらに新しいビールをブレンドし、独特の味わいを造りだすのです。
こうしたブレンドの技術はまさに職人技といえます。
ブラウンビールで有名な醸造所、リーフマンスの入り口の看板にも「300年の職人技(ちなみに1679年から)」と書いてあります。

その複雑な酸味は食欲を掻き立ててくれる味わいで食前酒としても最適。
また牛肉の煮込みなど料理に使うのにも最適なビールです。

しかしこれも放っておけば無くなってしまうかもしれない数少ないビールでもあります。
ぜひ守っていきたいカテゴリーのひとつだと思います。

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この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

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