オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワーズ2016(AIBA’16)のエントリー開始
オーストラリア、メルボルンで毎年開催されている
「オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワーズ(以下AIBA)」のエントリーが開かれました。
AIBAは毎年開催されているビールの審査会としては
日本のインターナショナルビアカップと共に最も歴史が長く、
且つ権威も世界的に認められている審査会の一つで、
エントリー数も1000を超える最大の審査会でもあります。
(ワールドビアカップは二年に一回です。)
また多くの審査会が相対的な審査基準であるのに対して
AIBAは絶対基準となっているのも大きな特徴です。
審査員が付けた点数が何点以上なら「金」、何点から何点の間は「銀」と言うように
「金銀銅」と「選外」が決められます。
と言って、審査基準が低い訳でなく、「金」を取る事はとても難しくなっています。
2012年に審査員を務めさせて頂いた際には一日約40サンプルを三日間=約120サンプル審査しましたが、
金賞に輝いたのはたった5つだった覚えがあります。
数年前より審査の形式が少しづつ変わっておりますが、上記のやり方はかわっていないようです。
審査会にエントリー、受賞する事によって世界的な販売につながります。
ビールはいつも世界とつながっています。
日本国内の販売もとても大切なことですが、小さなブルワリーでも
世界に羽ばたく事の出来るのがビールの良さ。
各種の審査会にはぜひエントリーして頂きたいと思います。
これまでも多数の日本国内で造られたビールが受賞しており、世界に羽ばたくきっかけとなっております。
このエントリーで興味深いのはブルワリーの生産量によるクラス分けです。
・Small Brewery 5000hL = 500kL以下
・Medium Brewery 5001hL to 25000hL ≒ 500.1kL以上 2500kL未満
・Large Brewery 25000hL =2500kL以上
日本のクラフトビールはほとんど「スモール・ブルワリー・クラス」ですね。
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