一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

コラム

ロバート・プラントの息子が創業者のビーバータウン「ガンマレイ」―ビアレポート(124)

絵心のない私です。

絵に限らず音楽も含め芸術的な才能は皆無に近いのですが、絵や写真を何も考えずに鑑賞するのは好きだったりします。ただ、音楽などの聴く分野についてはあまり興味がなく、なぜか見る分野にだけ興味が向いています。といっても、何も考えずに見るだけなので知識はないのですが。

で、今回ご紹介するのはイギリスのビーバータウン(Beavertown)「ガンマレイ」。

GAMMA RAY

GAMMA RAY

もうジャケ買い以外の何ものでもありません。売り場の棚にビーバータウンのビールが数種類並んでいるのを見て、「おっ」と思うと同時に手を伸ばしていました(「ガンマレイ」以外のデザインはこちらでご確認を)。

ビーバータウンのウェブサイトには、創業から現在までの歴史を紹介している「OUR HISTORY」というページがあり、そこにも同じタッチのガイコツが描かれています。どこか寄藤文平氏のイラストのような感じもあり、ガイコツでありながらも親しみやすいイラストです。

その「OUR HISTORY」によると、ビーバータウンは2011年にホームブルワーのローガン・プラントによって創業。現在はイギリス・トットナムに拠点があり、アメリカのファウンダーズやヘレティック、ニュージーランドのパロットドッグなどとコラボビールも醸造しています。

ローガン・プラントと聞いて、「おっ?」と思う人もいるかもしれません。実は、あのレッド・ツェッペリンのロバート・プラントの息子なのです。が、冒頭に書いたように音楽にはあまり興味がなく、レッド・ツェッペリンの情報もあまり持ち合わせていないのでこれ以上はスルーしたいと思います。レッド・ツェッペリンが好きな方は一度飲んでみてはいかがでしょうか。

現在はトットナムにあるビーバータウンですが、もともとはDe Beauvoir Town(ビーバータウン、ボーワータウンとも)で造っており、その同じ発音のBeavertownとしたと想像されます(ウェブサイトには醸造所名の由来なども全く書かれていないのですがそのようです)。

で、今回飲んだ「ガンマレイ」はビーバータウンのフラッグシップ。スタイルはアメリカンペールエールで、マンゴーなどのトロピカルフルーツを思わせつつ、グラッシーなアロマも感じられます。IBUは55ですが、苦味はさほど強くありません。口につけてからフィニッシュまでスムーズな味わい。

ちなみにこの缶のイラストは、火星で宇宙飛行士がUFOから攻撃を受けているという設定。以前はラベルがガイコツではなく、地球人っぽい感じでした。

【BEER DATA】
ガンマレイ
生産地:イギリス
醸造所:ビーバータウン
スタイル:アメリカンペールエール
アルコール度数:5.4%

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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富江 弘幸

ビアジャーナリスト