[イベント]2019.2.12

クラフトビールを多くの人に知ってもらうために世界的コンペティションを地方都市で【10月3日(木)~5日(土)The International Beer Cup 2019開催】

Craft Beer AssociationThe International Beer Cup

1996年に第1回が開催された「The International Beer Cup(以下、IBC)」。2018 年は世界23 カ国・地域の193 醸造所から754銘柄のビールが出品され、世界21 カ国・地域からの96名の審査員が熱い議論を繰り広げました。IBCは、ビールのオスカー賞と呼ばれるイギリスの「THE INTERNATIONAL BREWING AWARDS」、ビールのオリンピックと呼ばれるアメリカの「World Beer Cup」に続いて世界で3番目に長い歴史を持ち、世界五大ビール審査会の1つに数えられます。

日本国内、ビール先進地域である欧米はもちろん、アジア・オセアニア各国・地域など全世界からビールが出品されます。審査員もこれらの国・地域からビール醸造士などビール業界関係者が全世界から一堂に会し、出品ビールの品評に熱い議論を繰り広げる審査会です。

審査会の様子【画像提供:Craft Beer Association】

例年、横浜で行われているIBCが今年は長野県松本市で開催。その理由として、審査会を行うクラフトビアアソシエーション(以下、CBA)は以下のように言います。

1.松本市を含む信州地域はビールイベントの開催や多数のビールメーカーやクラフトビールを扱う飲食店等ビールに関連する企業が多数立地しておりクラフトビールに関心を持つ方々が一定数いらっしゃること

2.今回の企画開催に際して審査会本番だけでなく審査会終了後、一般市民に地ビール文化に触れることのできる試飲会も含めて開催できる施設があること。

3.世界中から集まる審査ビールや審査員が信州に集まることで単に地域のクラフトビール文化にとどまらず地域の文化、自然などの環境について世界的にプロモーションできること。

ビアジャーナリストアカデミー修了生で、ジャッジを務める河内雅章さんと佐藤翔平さんはこの試みを次のように言います。

海外のビアジャッジが長野の地で審査する以外に、地方のブルワリーを訪問する機会があること、日本国内のビアジャッジたちが地方を知る機会になることは良いと思います。今後も日本国内を持ち回りで開催することになれば海外からのビアジャッジにも日本のクラフトビール事情を知ってもらえる機会になるのではないでしょうか。(ビアジャーナリストアカデミー7期生 河内雅章さん)

ビアバー、パブは地方でも増加傾向にありますが、まだ飲めるビールの種類が少ない環境であり、味わいの不確かなビールも少なからず存在します。今回はIBCでお墨付きのビール、言うなれば「ビール界のメジャーチーム」が凱旋するようなものです。「クラフトビールってやっぱり美味しい」と思っていただける人口を増やすには素晴らしい試みだと思います。(ビアジャーナリストアカデミー5期生 佐藤翔平さん)

地方都市でも質の高いビールイベントの開催や地元ブルワリー、飲食店の活動などを通じて徐々に関心が高まっている地域もあります。これを後押してクラフトビール文化の普及の一助となればとの思いから、これまでの大都市を離れての開催を企画したとのこと。

テイスティング風景【画像提供:Craft Beer Association】

審査会翌日の10 月6 日(日)には同じく松本市内の「信毎メディアガーデン」において感謝試飲会も開催し、地域の皆様に多くのビールを試飲していただく機会も設ける予定になっています。

クラフトビール文化が日本で根付いていくためには地方の盛り上がりは絶対に必要です。長野県には多くのブルワリーがあり、地方でクラフトビールが認知されるためには重要な地域だと思います。

都市部での開催とは違った雰囲気のビアフェスが、今秋は体験できるかもしれません。スケジュール帳には、いまから予定を入れておくことをおススメします。

◆The International Beer Cup 2019

審査会本番:2019年10月3日(木)~5日(土)

会場:まつもと市民芸術館

※審査会は一般には非公開での開催

表彰式・試飲会:2019年10月6日(日) 信毎メディアガーデン3階

※試飲会は一般の参加可能 入場料制にて審査にエントリーされた国内外多数のビールの試飲が可能

審査対象:世界で販売されているすべてのビールと発泡酒・ビール類およびビールテイスト飲料。

出品ビール:25 カ国・地域250社900銘柄を予定

主催:International Craft Beer Days(ICBD)実行委員会

共催・事務局:クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)

後援:外務省(申請予定) ※2018年度以前も後援

協力:松本観光コンベンション協会、ビアフェス信州実行委員会

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05007木暮 亮

この記事を書いたひと

木暮 亮

ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」「うちの逸品いかがですか?」「Beerに惹かれたものたち」「ビール誕生秘話」「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

【メディア出演】
<TV>
●テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」
<雑誌>
●週刊プレイボーイ ●DIME

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