[新商品情報]2021.7.2

【新商品情報】ハワイから日本上陸!KONA BREWINGから数量限定醸造!『Pineapple Pilsner』が新発売!

ʻO ka poʻe makemake i ka pia, Aloha!
(ビールが大好きな皆様!こんにちは!)

アメリカのハワイを代表するコナビールを輸入・販売している(株)友和貿易より、限定醸造のビール「Pineapple Pilsner(パイナップルピルスナー)」が日本初上陸し、発売されました。

Kona Brewing Company公式サイトより

ここでコナビールについて簡単にご紹介します。

【コナビールとは?】

オアフ島ハワイカイにあるKona Brewery直営パブ

アメリカ ハワイ州最大の島、ハワイ島。この西海岸の町カイルア・コナに醸造所を構えるKona Brewing Companyは、25年以上もハワイを代表するブリュワリーです。日本でも「ロングボードアイランドラガー」や「ビッグウェーブ ゴールデンエール」を始めとしたさまざまなビールが輸入されており、日本でも楽しむことができます。

 

【日本初上陸の「Pineapple Pilsner」】

このビールはハワイの広大な土地で栽培されている代表的フルーツ、「パイナップル」をふんだんに使用したビールです。

ホップは2種類を使用。それは、カットしたパイナップルや青い果実のような濃厚な香りを持つ品種「BRU-1」 と、フルーティーでトロピカルなアロマ香が特徴の「アザッカ」を使用しています。

ん?アザッカも2014年誕生の比較的新しい品種ですが・・・BRU-1?
これはアメリカ産の希少なホップで、ジューシーなオレンジやグレープフルーツ、微かな甘みのあるフレーバーが特徴です。

つまりはリアルなパイナップルのフレーバーを実現する為に選び抜かれた最強のトロピカル系ホップが2種類もこのビールには使用されています!

缶のデザインは、アロハ限定シリーズの定番シチュエーションとなった夕暮れのビーチ。SUPやサーフィン(ロングボード、ショートボード)など、皆思い思いにマリンレジャーを楽しんでいる様子が描かれています。身体全体を使って思いっきり遊んだ後は、トロピカルかつ口当たりの軽いこのビールで時間をさらに楽しんで欲しいという思いが込められています。

 

【パイナップルとハワイと日本のお話】

ところで、パイナップルとハワイそして日本には歴史上深いつながりがあることをご存じですか??

ハワイで最初にパイナップルが登場するのは16世紀頃という説があります。当時、ハワイ島コナの海岸で外国船が難破し、積荷の一部だったパイナップルが漂着したものを、住民が栽培したというものです。

そして1892年にキャプテン・ジョーン・キッドウェルがオアフ島で生産を始めます。その数年後、ジェームズ・ドール(フルーツジュース大手「ドール」の創業者)がホノルルにパイナップル工場をつくり、そこからパイナップルは一大産業として発展します。このドールの事業の成功で、ハワイは世界一のパイナップル産地となりました。特にラナイ島は世界でも有数の輸出用パイナップルの産地となり、「パイナップル島」と命名されるほどでした。

時を同じくして1885年に日本とハワイの間で結ばれた“労働移民条約”、これにより以後9年間で約3万人の日本人がサトウキビやパイナップル栽培の労働者としてハワイへ渡りました。ハワイにおけるパイナップル産業の発展には、私たち日本人の先祖も大いに関わっていたのです。

今日ではオアフ島にあるドール直営のパイナップル農園をはじめ、オアフ島中央部から北部にかけて農園が点在し、ホノルルからサーフィンの聖地ノースショアへ向かう際は、車窓から農園を見ることができ、ハワイ風物詩のひとつとなっています。
(参考:ハワイ州観光局アロハプログラムHP)

 

【2種類のパイナップルビール】

コナビールのラインアップには、すでに「GOLD CLIFF IPA(ゴールドクリフIPA)」というパイナップルを使用したビールが販売されています。そこで、この2種類のビールを飲み比べてみました。

Pineaple Pilsnerは・・・アルコールは6%、IBU(国際苦味単位)は25、
GOLD CLIFF IPAは・・・アルコールは7%、IBU(国際苦味単位)は50、

GOLD CLIFF IPAの方が、アルコール度数は少し高めでIPAだけあって苦みも高いです。

左が新商品のPineapple Pilsner、右が既に発売されているGOLD CLIFF IPA。共にパイナップルを使用している。

 

【実際に飲んでみた】

まずは、Pineapple Pilsner。
缶を開けた瞬間からパイナップルの甘くスッキリな香りがファ~っと広がります!こ、これは期待できるぞ!!!
色は、ピルスナーの特徴的な、見事に美しい超黄金色!透明度もキレイです!
香りは言うまでもなく、甘くスッキリなパイナップル香が広がります。泡はそれほど立たずですが、コナビールは泡を立てないのが特徴的です。

そしてお味は・・・
口当たりはほのかにパイナップルの甘さと酸味、そしてわずかなホップの青々しさ。飲んだ瞬間に鼻に抜けるトロピカルなフレーバーの香りがとても爽やかです。決して甘さが立っているわけではなく、あくまで爽やか!ビールが苦手な人にも受け入れられやすい優しいテイストに仕上がっています。フレーバー系が多いコナビールの中で、一番爽やかでグビグビ系かもしれませんね。(森下談)

 

対してGOLD CLIFF IPA。
色はPineapple Pilsnerに比べて少し赤っぽく、濁り気味です。
香りはさすがIPAだけあって、パイナップルよりも先にホップの青々しさ、スパイシーな感じが前に出てきます!その後にパイナップルの甘さを含んだ酸味が漂います。

そしてお味は・・・
口当たりは優しいが、その後にホップのスパイシーな刺激と、最後にパイナップルの甘みと酸味が口の中に広がります。トロピカル感の中にもIPAならではのスパイシーな飲みごたえを求めたい方にはコチラがおススメです。
同じトロピカルIPAとしてはHANALEI ISLAND IPAがありますが、こちらはグァバ、パッションフルーツ、オレンジが濃く香り、トロピカル感をかなり前面に押し出している印象なのに対して、GOLD CLIFF IPAはパイナップルの甘みと酸味よりもホップのスパイシーさが前面に出てきているます。

というわけで飲み比べた結果・・・同じパイナップルを使用していても

スッキリしててグビグビ行きたいなら・・・Pineapple Pilsner、
ホップのスパイシーさを求めたいなら・・・GOLD CLIFF IPA、

という結果となりました。ぜひ皆さんもこの2つのビールを飲み比べてみてください。

【まとめ】

この「Pineapple Pilsner」はこの夏の期間限定ビールということで、お早めにチェックください。コナビール日本公式オンラインショップで購入が可能です!(リンクはコチラ

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この夏限定のトロピカルなスッキリ系ビール「Pineapple Pilsner」。
これから夏本番、身体いっぱいにレジャーを満喫した後は、家族や友人とトロピカルでスッキリな一杯はいかがですか?

【Beer Profile】

商品名 Pineapple Pilsner(パイナップルピルスナー)
原産国 アメリカ ハワイ
醸造元 Kona Brewing Company
輸入者 株式会社友和貿易
ACL 6.0%
IBU 25
原材料 麦芽、ホップ(BRU-1、アザッカ)、パイナップルピューレ、香料(パイナップル)

 

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

森下 慶

ビアジャーナリスト

大阪生まれの東京育ち。
2009年に旅行で訪れたハワイで味わった現地のクラフトビールに魅せられる。それ以来ビールを飲む為にハワイに行っていると言っていいほどのハワイビール好きになり、現地でしか飲めないハワイビールに舌鼓を打つのが人生の楽しみとなる。

いつもハワイのラジオを聴きながらビールを飲む、これはさながら海岸沿いのテラスで海風に吹かれながら飲むトロピカルな1杯のよう・・・

『ビールを楽しむ価値の向上!』を活動理念に掲げ、ラジオディレクター、広告代理店勤務の経験を活かしながら、ビア界に新たな一石を投じようと日々模索中・・・。

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