ビール愛に包まれた5日間― ビアEXPO2025 総括レポート【JBJA Channel】
ビールに愛された皆さまへ。今日公開のJBJAChannelは、先日行われたビアEXPO2025のイベントリポートです。
目次
クラフトビール誕生30周年を祝う、日本最大級の祭典
2025年4月9日(水)〜13日(日)、千葉・幕張メッセで開催された「ビアEXPO2025」。日本クラフトビール業界団体連絡協議会(以下、クラビ連)が主催した本イベントは、日本のクラフトビール(地ビール)誕生30周年を記念して企画された、かつてない規模の複合型イベントです。
「展示会(企業展示)」「ビアカンファレンス」「ビアフェス」を統合して開催された本EXPOは、日本のクラフトビール文化の集大成ともいえる5日間となりました。私たちJBJA(日本ビアジャーナリスト協会)は、ステージとカンファレンスの企画・運営を担当し、ビールの魅力を多角的にお届けしました。
全国203社が参加、500種以上のビールが集結!
「ビアフェス」には全国45都道府県から203のブルワリーが参加し、500種類以上のクラフトビールが提供されました。参加者はオリジナル試飲グラスを手に、多彩なビールを楽しみながら、ブルワーと直接言葉を交わすことができる貴重な場に。会場内では、知り合い同士での乾杯や初対面同士の交流が自然に生まれ、クラフトビールがつなぐ輪が大きく広がりました。
公式本にサイン、そしてファン心をくすぐる企画も
公式ガイドブック『日本のクラフトビール巡り 全国203ブルワリー集合!ビアEXPO公式本』を持って歩き、ブルワーの方からサインを集めたりもできました。お忙しい中、笑顔で対応くださったブルワーの皆さまに感謝です。
さらに会場では、VTuberとのチェキ撮影コーナーも登場し、ファンの方々が楽しんでいました。それに合わせて、VTuberとコラボした限定ビールを提供するブルワリーもあり、キャラクター愛とビール愛が融合した新しいクラフトビール体験が話題に。EXPOならではの多様性が光りました。

八ヶ岳ブルワリーの宮下天通氏。Vtuber朝陽にいなさんとのコラボビールも担当。
JBJAステージで広がる、もう一歩深いビールの世界
JBJAが担当したステージでは、音楽ライブ、フィットネス、クイズ大会、そして「ブルワリートーク」などを展開。各ブルワーが登壇し、自らの言葉でビールづくりの想いやストーリーを語る姿は、来場者の心を打ちました。ステージ前の広くてフラットな客席は、芝生をイメージしたグリーンのシートを敷いたリラックス空間で、ゆったりとピクニック気分を楽しむ方も多数。ステージを中心に、人と人、そしてビールが自然とつながる場となっていました。(第10回世界に伝えたい日本のビアカルチャーについては、また後日お伝えできればと思います!)

簡単なエクササイズとトークでビアファンに健康について語る古川杏梨氏。
デジタルサイネージや物販も楽しい!
会場内にはデジタルサイネージを活用した写真撮影体験もあり、ブルワーや仲間たちとの乾杯のひとときを記念に残せるコーナーとして楽しむ方も。また、お土産ビールの販売コーナーでは、会場で味わったお気に入りの銘柄を自宅でも楽しめると好評で、バッグいっぱいに詰め込む方の姿も印象的でした。

ハーヴェスト・ムーンの園田智子氏の画像があったので、すかさず乾杯!
ビールの未来につながる5日間
会場中に溢れた笑顔と乾杯、そして新しい出会いと発見。そして最後には、全員で『乾杯!』の掛け声とともに、笑顔でフィナーレを迎えました。
日本のクラフトビール誕生30周年という節目を祝うにふさわしい、心温まるイベントとなりました。私たちJBJAも、ステージを通じてビールの深さと楽しさを再確認するとともに、今後の可能性を強く感じました。

最終日のステージ、クロージングセレモニーで挨拶と乾杯のコール。左から日本ビアジャーナリスト協会代表 藤原ヒロユキ氏、日本地ビール協会 理事長 山本祐輔氏、 全国地ビール醸造者協議会 理事 水口皓介氏
JBJA Channelで動画も公開中!
この熱気と感動を、YouTube「JBJA Channel」にて公開中のレポート動画でもご覧いただけます。現地の雰囲気やブルワーの笑顔、ステージの盛り上がりなどを、ぜひ動画で追体験してみてください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。