[イベント]2010.8.30

「クラシック・イングリッシュスタイル・ペールエール」スタイルガイドライン

 ビア・スタイルの紹介、、、、まずはなにからいこうかな…。と考えた結果、やっぱペールエールでしょーってことで。。。

 日本で一般的なピルスナーが下面発酵ビール(ラガー*)の代表格とすると、ペールエールは上面発酵ビール(エール*)の旗手って感じである。ここを押さえておかないと次のステップに進みにくい。
*上面発酵ビール(エール)は16~24℃あたりの温度帯で発酵する酵母で醸しだされたビール。香りが複雑なものが多い。下面発酵ビール(ラガー)は10℃前後からそれ以下で発酵する酵母で造られたビールでシャープな印象のものが多い。

 ペールエールはイギリスで生まれた上面発酵ビール。さらに進化、派生したサブカテゴリーはインディアン・ペールエールやアメリカンスタイル・ペールエールなどいくつかあるが、まずは基本の「クラシック・イングリッシュスタイル・ペールエール」の特徴を述べておこう。

「クラシック・イングリッシュスタイル・ペールエール」スタイルガイドライン
 色相はゴールドから銅色。クリアで透明感の成るものが望ましいがいくぶんのくすみのあるものもある。特に低温時に見られるチル・ヘイズと呼ばれるくすみは容認されている。泡は白からオフホワイト。
 英国産ホップの香り(刈草、ハーブ、ダージリン・ティー、草原や土っぽい香りと表現されるアロマ&フレーバー*)と苦味がしっかりしている。ホップの苦味とバランスのとれたモルトのキャラクターがそこはかとなく感じるレベルのものから中程度のレベルのものまである。カラメル香を感じるものもある。
 フルーティーな(完熟したリンゴなどのような)香りが印象的。
*アロマは鼻から感じる香り。フレーバーは口に含んだ時に口から鼻に抜けるときに感じる香り。
 
 日本で入手可能なイギリスの銘柄はバス・ペールエールやボディントン・パブエールなど。

 ローストビーフやフィッシュ&チップスといった英国料理との相性は言うまでもない。ハーブの効いたグリルやサラダにもよく合う。焼き鳥やさんまの塩焼き、山菜の天ぷらなど和食との相性も良い。

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001藤原 ヒロユキ

この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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