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「ベイブルーイング鈴木氏のフェイスブックを読んで」2

2011.10/17のコラムで取り上げた「ベイブルーイング鈴木真也氏のフェイスブックを読んで」はヒット数もリツイート数も通常の数倍といった反響があり、賛否両論たくさんの意見が寄せられている。

私は、このような意見がブルワーである鈴木氏自身からなされたことに興味をおぼえ、取り上げたわけだが、それに対して、多くの人々がそれぞれの立場でどう考えるのか? にさらなる興味を持っている。
このような問題がビールを造る側、売る側、飲む側といった垣根を越えて議論されることこそがさらなるビール文化向上に繋がると考えている。

今回のことで改めて浮き彫りになったのは、多くの人々が(鈴木氏ほど明確で具体的ではないが)日本のクラフトビールの現状に関して”何か”モヤモヤとした曇りを感じているという事実である。
鈴木氏の言う「世界との差」もその一部だろうし、他の”何か”を感じている人も多数いるとわかった。

この”何か”の原因は何なのだろうか? どう改善し、どう正せばいいのだろうか?

私は、鈴木氏が名前を挙げなかったブルワーの中にも多くの素晴らしいブルワーがいると思っているし、おのおのが抱える苦悩や思いのたけも知っている。
それだけに、これは非常に難しくデリケートな問題だと思う。

だからこそ、ビールを取り巻く環境をみんなで見つめ、考え、議論し、行動すべきだと考えている。
「ビア・メイト・クラブ」ディスカッション・スペースやソーシャルネットワーク上で前向きな議論がなされることは今後のビール界にとって大きな一歩になると確信している。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学美術学科卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。

飲食雑誌やファッション雑誌での取材・執筆経験を生かし、ビールとフードのペアリングはもちろんのこと、ビールとファッションなどのライフスタイルとのペアリングに造詣が深い。

ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務め、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビアジャーナリストアカデミー学長でもある。

著書【知識ゼロからのビール入門】(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。【藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館】は韓国でも翻訳された。近著【ビールはゆっくり飲みなさい】(日経出版社)、【BEER LOVER’S BOOK】(リトルモア社)が大好評発売中。

「日本らしいビールを世界に発信する為には日本産の原料を充実させる必要がある」という思いから、京都府与謝野町でホップと大麦の栽培を手がけている。