[イベント]2018.11.8

『日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)』が11月13日、 東京で上映!

なぜ明治初期に、北海道でビールが造られるようになったのか?

・・・その目的はロシアから日本を守るための防衛だった。

明治2年、北海道開拓使が誕生する。
「北海道を興さねば、北方はロシアのものになってしまう」
明治の日本を守るため、立ち上がった男たちがいた。

北海道開拓の歴史を見守ってきた赤レンガの開拓使館

「日本人のビール」 その原点である開拓使麦酒。
その誕生物語であるドキュメンタリー映画『日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)』が、11月13日(火)に東京で上映会されることが発表された。

『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー』(端田晶著・小学館)を元に、
ビール注ぎの名人「ビールスタンド重富」の重富寛氏が現地を旅し、開拓使麦酒の黎明期を取材している。

札幌大通公園にたつ黒田清隆像。北海道開拓の功労者だ

映画では開拓使麦酒醸造所を造りあげた3人の男たちにフォーカスを当てている。
黒田清隆(薩摩藩出身。北海道に新しい農業・産業を興して日本の近代化をリードしようと燃える開拓長官。戊辰戦争では五稜郭の戦いを指揮)、
村橋久成(薩摩藩出身。イギリス留学の経験あり。黒田の右腕として麦酒醸造所、葡萄酒醸造所、製糸所などを創業)、
中川清兵衛(新潟に商人の子として生まれる。幕末に17歳でイギリスに密航。その後ドイツに渡り、日本人として初めてビール醸造を習得)。
彼ら3人のゆかりの地を旅しながら、その思いをたどっていく。

映画予告編はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=j7xJru-aL5o

上映会終了後は、重富氏が50年前のサーバーでビールを注ぐ。
現在に続く日本の麦酒の歴史を学び、名人の注ぐ極上ビールを味わおう。

『日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)』東京上映会
日時:2018年11月13日(火)
第1部 開場 17:30 上映開始 18:00 終了 19:50
第2部 開場 20:00 上映開始 20:10 終了 22:00
料金:上映会+ビール1杯付き  大人1名 1500円
     ※追加のビールは 1杯 600円
     ※つまみは広島のスナック類をキャッシュオン
会場:日本百貨店さかば
  (東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス B1F GranAge)
予約:日本百貨店さかば  03-6206-3533
   ※9日以降はこちらのフォームでも予約可能

日本の麦酒歴史重富寛

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。看護師を経て、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れこみ1年半ドイツで生活したことも。『ビール王国』(ワイン王国)、『ビールの図鑑』(マイナビ)、『BRUTUS』(マガジンハウス)など様々なメディアで執筆。

最近はキャンプとサウナにドハマり中。そこにもやはりビールは欠かせない。最高の「ビアキャンプ」&「ビアサウナ」を求めて、日本全国津々浦々旅をしている。

■執筆歴■
-海外生活情報誌ドイツニュースダイジェストで「旅ールのススメ」連載中
ビール小話 (ドイツニュースダイジェスト)2009~16年連載
-東海教育研究所かもめの本棚onlineにて「旅においしいビールあり」
-クラフトビールで乾杯!(日本トランスオーシャン航空機内誌Coralway2020年9.10月号特集)
-ビール王国(ワイン王国)
-ビールの図鑑・クラフトビールの図鑑(マイナビ)
-BRUTUS(マガジンハウス)
-an・an(マガジンハウス)
-CanCam(小学館)
-DIME(小学館)
-東京人(都市出版)
-るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
など
■出演歴■
-アサデス。7(KBC九州朝日放送)
-KURASEEDS(J-WAVE81.3FM)
-食べて!歌って!まるごとユーロ!ドイツ語(NHKラジオ第2)
-トークイントーク(フレンズFM)
-売れ筋RANKING~クラフトビール(KTSライブニュース)
-よじごじDays(テレビ東京)
など

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