[JBJA活動,コラム]2020.8.10

遠野のホップ畑から Vol.1

フレッシュホップホップホップ農家岩手県遠野市遠野のホップ畑から

ビール造りに欠かすことができない原材料のホップ。岩手県遠野市は一大生産地として、半世紀以上の時間をホップと共に歩んできた地域です。遠野のホップ畑は市街地の近郊にあり、市の中心部から車で10~15分程走ると、住宅や田んぼに交じり高さ5mの支柱が規則正しく並んだ風景に出会います。6月~8月にかけて蔓の成長と共に少しづつ緑色が増えていき、辺り一帯がグリーンカーテンとなる姿は圧巻。

 

そして8月下旬からはいよいよ収穫が始まります。

本連載では2020年4月から約半年間に及ぶ作業経験を基に、遠野のホップ栽培の日常についてレポートしていきます。

第1回はホップ畑の景色の移り変わりについてです。

 

ホップ栽培における主な作業内容

・地中にある株を掘り起こす。

・冬を越した地下茎を削り株を整える。(※収穫終了後に作業する場合もあります)

・蔓が絡まるための紐を付ける。(※収穫終了後に作業する場合もあります)

・株から新たに伸びた芽を選定する。

・芽から成長した蔓を紐に巻き付ける。

・蔓の高さを調整する。(※ホップの品種によって異なります)

・成長した蔓の側枝を切る。(※ホップの品種によって異なります)

・毬花を収穫する。

 

ホップの栽培は主に4月上旬~9月にかけて行われます。上記の内容の合間に農業機械を使用する工程や日々の管理など、細やかな作業をこなしながら収穫までの時間を過ごします。春先は土を基調とした茶色の景色が目立ちますが、5月中旬から徐々に緑色が増えていき、7月に入ると畑全体が緑のカーテンで覆われます。

冬を越したホップ畑は、一面土で覆われた状態からスタートします(4月2日撮影)

 

地上に現れた株と糸が付き、ホップ畑としての雰囲気が漂い始めます(5月6日撮影)

株から出た芽が成長し、糸を伝って上昇していきます(5月30日撮影)

一度糸に絡まった蔓は、日に日に成長し高さを増していきます(6月4日撮影)

蔓の成長と共に側枝の葉が茂り花が咲きはじめます(6月16日撮影)

グリーンカーテンと共に毬花が確認できるようになります(7月13日撮影)

蔓の成長が完成に近づくと、地面が日陰になるほど緑が覆い茂ります。(7月21日撮影)

4月2日に掲載した写真と見比べると、ホップの成長を感じていただけると思います(7月27日撮影)

ホップと聞いて思い浮かべる風景は、グリーンカーテンに沢山の毬花が見えるシーンが有名かと思います。本連載では、ホップが成長していく過程で垣間見える魅力的な景色を通して、新たな一面もご紹介できればと思います。

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神泡 タクロウ

この記事を書いたひと

神泡 タクロウ

ビアジャーナリスト/ビアテイスター

ビールと東京ヴェルディに魅了されつづけるビアツーリスト。【Japan Craft Beer Museum】の実現に向けて、2020年は岩手県遠野市でホップ&ビールについて学んでいます。「日本のクラフトビール文化は面白い」を追求して、現地で体験した魅力を発信していきます。

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