[イベント]2022.6.3

「ビールのおかげ」で実現。音楽×イラスト×ビールの饗宴

ビールのおかげ

4月以降、延期や中止が相次いでいたビアイベントが全国で続々開催され、賑わいをみせています。

そんな中から、本日は3回目の開催となった『ビールのおかげ』をご紹介。

ビールのおかげ

イベント名は、クラフトビールを愛するウクレレシンガー宮 武弘さんの同名楽曲がもとに。アートワークを担当するイソガイヒトヒサさんと共に始めたライブイベントです。

BLACK TIDE BREWING丹治和也さんがゲスト

大正時代から青梅街道で100年つづく老舗酒屋『関町セラー』の2Fテラス席で行われた本イベント。

BLACK TIDE BREWING丹治和也さん

ゲストにBLACK TIDE BREWINGの丹治和也さんを迎え、当日は、店内のタップ全てがブラックタイドで埋め尽くされるタップテイクオーバー仕様。

宮さん・イソガイさん・丹治さんによるトークと、ウクレレライブを楽しみながら、リズミカルに次々と打ち抜かれるビール樽。天気にも恵まれ笑顔あふれる時間が会場に溢れていました。

あなたにとって、ビールとは?

コールアンドレスポンスや曲のリクエストなど、ビール片手のオーディエンスと双方向に進行するライブの中、

参加者から「あなたにとって、ビールとは?」という質問が飛び出す場面も。

その場でじっと考えたあと、宮さん曰く、ビールとは『言葉』

ビールのおかげIN関町セラー

「ビールは田舎から都会まで全国どこでも作り手がいて、皆、それぞれに自分のスタイルを追求しています。ビールにまつわるストーリーを、表現者として作品にする中で、たくさんの仲間と出会い、自分の人生に新たな展開が生まれました。ビールはまさに、人や物を繋ぐ『言葉』です!」

輪を広げること、場を深めること。

『ビールのおかげ』という活動を通じて、ビールの関係の輪が広がっていくことを毎回楽しんでいると言うのはイソガイさん。

即興でコースターに参加者の似顔絵を描いたり、オリジナルイラストグッズでイベントを盛り上げます。
イベント終了後も、1人1人と丁寧に関わる姿が印象的でした。

宮さんは、
「美味しい!ありがとう!って、ビールを作ってくれた人に直接言えるのは、とても納得感がある」と、
丹治さんをゲストに迎えてのイベントに手ごたえを感じていました。

イソガイヒトヒサ

「音楽やイベントを通じて、参加者が気持ちを1つにしたり、もっと自分自身の話をしてみたくなったり、その場に一緒にいる人を認めたり、好きになったり、楽曲のメッセージに共感したり。そんな空気を感じながら、ライブを進めることで、ぐぐぐっと、場が深まっていくのです。」

「ビールのおかげ」はつづく

人数を制限してのイベントながら、12樽(150リットル)が飲み尽くされた『ビールのおかげvol.3』。
翌日には仲良く浅草に出掛け、丹治さんはウクレレを新調したそうです。

ウクレレシンガー宮武弘

6月には、宮城気仙沼『BLACK TIDE BREWING BEER FESTIVAL 2022』にも出演する宮さん。
もしかしたら、丹治さんとのウクレレセッションが聴けるかも!?

今後の展望について伺うと、静岡県でのイベント開催や、野外フェスなど興味深い噺が続々と。

「美味しいビールを丁寧に、感謝しながら、たくさん飲む、という価値観を皆と共有していきたいんです。」

ビールのおかげで拡がる活動に、今後も目が離せません。

 

ウクレレシンガー宮 武弘WEBサイト http://miyatakehiro.com/

Black Tide Brewingイソガイヒトヒサビールのおかげ宮武弘関町セラー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

ジャンク板村

ビアジャーナリスト

静岡県在住、広末・松坂世代の髭眼鏡ビアライター。

海外を旅して飲んだビールは数知れず。
アウトドアやフェスで飲む太陽の下でのビールが何よりの好物。
舌は大雑把だが、味以外の魅力を伝える記事と写真で
美味しくビールを傾ける。

好きなビール映画は「ショーシャンクの空に」
好きなビールソングは「夜の盗賊団/ブルーハーツ」

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