音楽の聖地でビールを鳴らす──カギヤブルワリー、タワレコ渋谷に登場
ビールに愛された皆さまへ。
2026年2月28日(土)、神奈川・川崎を拠点とするクラフトビールブランド、カギヤブルワリーが、東京・渋谷のランドマークタワーレコード渋谷店のリニューアルに合わせ、6階に新設されるスタンディング式ビアバー「TOWER RECORDS BEER」にてコラボレーションビールを発売する。
音楽カルチャーの発信拠点であるタワレコと、パブ文化を背景に持つブルワリー。その邂逅は偶然ではない。今、ビールもまた「所有」から「体験」へと価値軸が移りつつあるからだ。
目次
レコードフロアで味わう“定番トラック”──「Brit Hop」

画像提供:株式会社KEY CORPORATION
タワーレコード渋谷店6F「TOWER RECORDS BEER」にて提供予定の「Brit Hop」

画像提供:株式会社KEY CORPORATION タワーレコード渋谷店6F「TOWER RECORDS BEER」

今回提供されるコラボビールは「Brit Hop(ブリット・ホップ)」。
派手なホップアロマで驚かせるのではなく、バランスを重視した設計。何度でも手が伸びる飲み心地は、UKロックやブリティッシュ・ポップの名盤のように、日常に溶け込みながら長く愛される“定番曲”を思わせる。
レコードに囲まれた空間で、音楽を選ぶようにビールを選ぶ。
買い物の合間に一杯、仕事帰りに一杯。立ち飲みという軽やかさも相まって、クラフトビールをぐっと身近な存在へと引き寄せるだろう。
「Well, Let’s get drunk」──3周年リブランディングの意味
新工場設立3周年を機に、カギヤブルワリーはリブランディングを実施。新たに掲げたステイトメントは、
「Well, Let’s get drunk」
〜まあ、酔っ払いましょ〜
難しく考えなくていい。知識も肩書きも正解もいらない。
ビールを“カギ”に、今日という一日を自由に謳歌する。
代表・佐藤学氏がロンドンで体験したパブ文化──年齢や立場を越え、誰もが自然体で集う社交場。その原体験が、川崎の住宅街から始まった小さな醸造所を、現在の体制へと育てた。
10BBL(1200L)タンク6基を擁する工場を構え、3店舗を展開するまでに成長した今も、「分かる人のため」ではなく「誰でも楽しめる」クラフトビールでありたいという姿勢は揺らいでいない。
Tシャツで乾杯?──“Buying Rounds”を疑似体験

画像提供:株式会社KEY CORPORATION CAGHIYA ORIGINAL T-SHIRT
リブランディングに合わせ、メッセージTシャツ5種を展開。
象徴的なフレーズをまとい直営店を訪れ、同じTシャツの人と出会ったら──店から双方に一杯ずつ提供されるという仕掛けも用意されている。
これはイギリスやアイルランドのパブ文化に根付く「Buying Rounds」の精神をなぞらえたもの。
その場で割り勘をするのではなく、「今回は自分、次はあなた」と順番に奢り合う信頼の文化だ。飲み物以上に、関係性そのものを分かち合う行為である。
ビールは液体だが、そこに宿るのは人と人をつなぐ“場の設計”だと、改めて感じさせられる。
音楽×クラフトビールという現在地
音楽が体験型へと進化するように、ビールもまたストーリーや場づくりが問われる時代にある。Teenage Brewing、Open Air Brewing、REVO Brewingらと共に参画する今回の試みは、クラフトビールの可能性を拡張する一歩だ。
レコードの溝を針がなぞるように、グラスを傾ける。
音と泡が交差する渋谷の6階で、新しい日常の一杯が始まる。
クラフトビールは、もっと自由でいい。
まずは肩の力を抜いて──まあ、酔っ払いましょう。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。









