一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

イベント

復活イベント

 4/3日付のコラムでアメリカのブルワーズ・アソシエーションを通じ、「復活日本 再醗酵 ! Re-Fermenting Japan」の活動が世界に発信されたことをお伝えした。

 この中に記されていた”復活イベント”に関して「いつやるのか?」というお問い合せをいただいた。
 ”復活イベント”に関しては、早急の開催ではなく、ブルワリーや飲食店の情況を判断して開催する予定である。 

  今の段階で1000人2000人の大規模イベントをおこない、ビールを一極集中させることはブルワリーにも飲食店に負担をかけてしまうと考えている。
 今秋ごろまで、箱ものイベントは400~500人が限度だろう。

 しばらくは、貴重なビールをみんなでシェアしつつ、一杯でも多くのビールを一軒でも多くの店で飲めるようにする「共助」が必要だ。

 この件に関して、渋谷でおこなわれている「tacg」」は実に素晴らしい取り組みだと思う。

 4杯のビールを1軒で飲むのではなく、1杯のビールを4軒で飲む。
 「もう1杯いかがですか?」という言葉を「近くにもビア・パブがあるんで、行ってあげてくださいよ」という言葉に変えることは、経営者として勇気のいることだと察する。
 とかく、”一人勝ち”しようとする輩がはびこる中、ビール業界全体の復活を考えた共助の試みに拍手を贈りたい。

 今はこのようなサイズのキャンペーンが必要だと思う。
 
 義援ビールによる”復活イベント”はその次のステップだと考えている。
 再醗酵が熟成期に入ってからだ。

 復活日本 再醗酵 ! Re-Fermenting Japan  一杯でも多くのビールを一軒でも多くの店で飲もう。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学美術学科卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。

飲食雑誌やファッション雑誌での取材・執筆経験を生かし、ビールとフードのペアリングはもちろんのこと、ビールとファッションなどのライフスタイルとのペアリングに造詣が深い。

ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務め、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビアジャーナリストアカデミー学長でもある。

著書【知識ゼロからのビール入門】(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。【藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館】は韓国でも翻訳された。近著【ビールはゆっくり飲みなさい】(日経出版社)、【BEER LOVER’S BOOK】(リトルモア社)が大好評発売中。

「日本らしいビールを世界に発信する為には日本産の原料を充実させる必要がある」という思いから、京都府与謝野町でホップと大麦の栽培を手がけている。